第120話 ページ24
ルーカスが去って数日
私たちはいつもの日常を過ごしている
変わったことといえば、私とアーティが部屋にいる時、聞き慣れている憎まれ口が聞こえないことだけ
A「(寂しいって感じてるの？私)」
そう思うことが増えてきた
なんだかんだルーカスとは 10年とまでは言わないけど、それほどの時間を一緒に過ごした仲だ
当然の心情なんだろうと考える
ルーカスに魔法で考えていることを読まれたら、からかわれるな
気を紛らわせるため、私はまた令嬢たちを集めてお茶会を開くことにした
アタナシア「お姉ちゃんまたお茶会開くの？」
A「そうよ」
アタナシア「終わったら遊んでね」
私はリリーに髪を結ってもらいながらアーティと会話をする
最近のアーティも聞き分けが良くなってきたと思う
少し前なら、お茶会を開く雰囲気があるだけで機嫌を悪くしていたのに
A「あっ、今日はこのリボン着けてくれる？」
リリー「もちろんです」
私は小棚から前回開いたお茶会の時に、ジェニットさんから貰ったサテンのリボンを取りだした
自分があげたものを他人が使ってくれると嬉しいと思うだろうし
A「お久しぶりです。皆さんお元気でしたか？」
「A様....！今日もお美しいですね！」
ジェニット「....！」
ジェニットさんは周りから見ても、眩しいくらいの笑顔を浮かべていた
リボンを付けたことをそうそうに嬉しいと感じているんだろう
A「(やっぱりこのリボンを付けてきて正解ね)」
私は皆を花園まで案内した
最近イエローローズが綺麗に咲いたのだ
「それでなんですが、お祭りが始まったら一緒に見て回りませんか？」
「そういえば陛下のお誕生日の後、建国祭がありますよね」
「姫様も今度の建国祭からは公式行事に参加なさいますよね。本当に楽しみです！」
ジェニット「姫様も建国祭に参加なされるのですか？」
A「えと、まだ分かりませんね」
一応フィリックスから聞いている
ジェニットさんは身体が弱いから、幼少の頃はあまり外出ができなかったと
だから建国祭がすごく楽しみなのね
そう思って紅茶を口に入れた時だった
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ.....！
後ろから強烈な足音と、ここからでも分かるくらいの土埃
「キャー！魔獣よ！！！」
A「(あっ....シロ)」
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります！ (3月30日 12時) (
レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです！応援しています！ (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます！泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します！！読んで下さり本当に嬉しいです！！！ (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです！ (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....！不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさぎ | 作成日時：2023年7月17日 19時
