クラス委員長 ページ4
「喧嘩はダメっていったの！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
銀色の髪と、赤と青のオットアイの悪魔が口を挟んできた。
「なんだテメェー！」
「相手に聞く前に、その腕を離してよ！」
銀髪の悪魔が、俺の胸倉にある手を指差した。
「はぁ〜？」
と、ガラの悪そうな悪魔達は俺から離れて、銀髪の悪魔を囲んだ。
「オメェ、誰に命令してんだ？ぁあ"？」
「命令じゃなくて、お願いだよ」
と、銀髪の悪魔は人差し指を立てた。そこに、紫に近い黒いモヤが集まっていく。
「喧嘩、両成敗！」
黒いモヤは、次第に小さな水晶に変わった。するとどうだろう…
「…あれ？俺ら…何して？」
「ほら！早く食堂行かないと、お昼終わっちゃうよ！」
「お、おぉ」
「行こうぜ…」
さっきまでピリピリしていたあいつらが、突然大人しくなったのだ。食堂に去って行くあいつらに手を振る銀髪悪魔。クルリとこっちを向いて、近づいてくる。
「大丈夫だった？クランツェントさん」
「おぉ。サンキュー。助かったわ。…てか、何で名前？」
「あれ？クランツェント・クラハさんだよね？1-B組の」
俺のクラスまで…。…そういやこいつ、どっかで見たな…。
「……あぁ!!クラス委員長の！」
「そう！同じクラスで、クラス委員長務めてる、コスモセル・シズクよ！よろしく！」
「おぉ、よろしく」
差し出された手を握り返す。そういや、いたなこいつ。今日の授業、バレないように寝てたから名前しか見なかったし。
「にしても、お前スゲェのな」
「え？」
「さっきの。どんな魔術だよ？」
「あぁ…、あれはね…
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何とか4話目……
何とか繋げられた。けど、多分語彙力や意味合ってないのあるかも…
…もっと頑張ろう
続く
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作者名：曼殊沙華 | 作成日時：2021年4月5日 22時
