ジャスティス・ファクルタス

第５話 明世の能力 ページ7

金丸サイド

澪央凪さん……警戒してんのか？

そんな警戒することもねぇだろうに

明世「青道に転校するので、近くまで行こうとしたんですが、先程の出来事がありまして、どうせなら、会いに行ってこいと『セイクリッド』の長官が言ってたので、来て今に至ります」

長官……片岡司令官と付き合いが長いからなぁ……

『サフィニア』に明世を加入させる気満々だな、これは

栄「そうだったんだ！なら、警戒することもないよ、澪央凪！」

澪央凪「………目的は分かった。だけど……貴方、隠してない？能力のこと」

明世「！！」

あちゃー……そういや、太陽の能力は使っててもあれは使ってなかったもんな

明世「……転校してから言うつもりでしたが、仕方ないですね。私は……太陽の能力と混沌の能力を使います。レベルはどちらも９です。」

そう。明世は……世にも珍しい幻の属性を２つ持っている能力者

だから、明世は狙われやすいと東条からも聞いていたけど、狙われても実力で跳ね返してきたらしいからなぁ……

沢村「幻の属性を２つも！？」

川上「よ、よく、なにもされなかったね……」

明世「実力で跳ね返してきましたから。」

澪央凪「………貴方、不思議な人だね。普通は……怯えるものじゃないの？」

明世「怯えて何もしないより、能力で黙らせた方がましかと」

その言葉通り、悪い能力者を黙らせてきたからなぁ…

だけど、それが全てじゃねぇからな、明世は

いつか、見るときが来るさ

明世の……能力者(ファクルタス)としてのもう１つの顔をな

金丸「折角、ここまで来たんだ。案内するぜ、明世」

明世「うん、お願い」

俺達は明世を連れて、青道高校へむかった

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