ジャスティス・ファクルタス

第３５話 驚愕の事実 ページ37

明世サイド

氷室長官が咳払いした……ってことは、ヤバい事実が見つかったのかも

氷室「実はな……幹部チームのリーダーの名前が特定できた」

！！本当に！

氷室「まず、『ブライト』のリーダーが白藤美月(ｼﾗﾌｼﾞ・ﾐﾂｷ)、１８歳。レベル９の光の能力者(ファクルタス)だ。」

女性リーダーなんだ………

氷室「そして、『シェイド』のリーダーが……御幸影次(ﾐﾕｷ・ｴｲｼﾞ)、１８歳。レベル９の闇の能力者(ファクルタス)だ。」

え！？待って……

金丸「今、御幸って……」

氷室「ああ。家族構成も調べたら……分かってしまったんだ。御幸影次は御幸一也君のお兄さんだ。正真正銘の、な」

そんな……！

明世「それ、御幸先輩が知ったら…！」

金丸「ああ……かなりショックを受けるかもしれねぇ……」

氷室「それだけじゃない。御幸影次はあちこちで破壊活動をしている。その上、次は……その邪魔になるであろう、漆黒の騎士を狙っている」

漆黒の騎士を！？

明世「それじゃあ、夜に……」

氷室「ああ。来るだろうな……御幸影次は」

金丸「どうする？明世……皆に言うか？」

明世「……言おう。漆黒の騎士には助けられっぱなしだし、恩返ししたいもの」

氷室「漆黒の騎士の正体は掴めそうか？」

明世「いいえ、まだ」

というのは嘘。本当はこの人だろうっていうのはいる。でも、内緒にしてほしいって言うから言えないだけ

こうして、驚愕の事実を聞いた私と信二は学校へ戻った

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