今日:23 hit、昨日:22 hit、合計:56,189 hit
小｜中｜大
138 ページ38
暖汰side
｢あ。｣
｢？どうしたの？環くん｣
何かを思い出したように声を発した環さん。
その場にいる全員が環さんの方を見る。
｢なぁひーちゃん。その合同ライブ、俺たち見に行きたい。チケットって取れるか？｣
｢こら環くん！行きたいならちゃんとチケットを予約して…｣
｢いいよ。MEZZO"は特に。8人分取っとくつもりだったし｣
｢え、いいんですか！？｣
環さんの少し無礼な発言も、如月さんたちには気にならないようで。
止めようとしていた壮五さんも身を乗り出して、驚いている。
｢あぁ、良かったらみんなで来てよ。マネちゃんも｣
｢わ、私もいいんですか！？｣
｢うん。｣
楽しんでもらえるように頑張るからさ。と言って、笑った如月さん。
｢Mid nightとTRIGGERの合同ライブに行けるなんて…夢みたいだ……｣
｢楽しみだな！そーちゃん｣
｢うん。すごく楽しみだ｣
MEZZO"の2人はニコニコと笑いながら話し始めた。
それを微笑ましげに見つめる人気グループのセンター2人。
｢僕も行きたいなぁ…チケット取れるかい？万里くんの分も。｣
ぼやくようにそう言った社長の言葉に、ピクっと反応した如月さん。
｢…！来て下さるんですか？｣
｢行かせてもらうよ。｣
｢…！分かりました。2枚追加で取っておきます。準備出来たら事務所宛に郵送します｣
｢ありがとう｣
その後、その場は解散となり、お二人は帰っていきました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2018年11月10日 23時
