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思い出したい過去の記憶
俺は…何をしていた?

悩んでいるとこうちゃんが話しかけてきた。

wtnb「乾、どうした?」
「そういえば小さな頃の記憶がないな…と思いまして。中学生の頃もないんです」
wtnb「…あー、覚えてないんだ」

不思議そうに、というか悲観したような感じで俺を見る。
こうちゃんとはそういえば家も近所だったような気もするな。
色々知っているのかもしれない

wtnb「乾、思い出さない方がいいこともある」
「…そう、ですか…」

こうちゃんは去って行く。
思い出さない方がいいこともある…か。そんなに酷い幼少期を過ごしていたか?

とりあえず編集をしないと。福良さんから何を言われるか…

*

この日はオフィスで伊沢さん達と話したり撮影したり…いつも通りの1日だった。
電車に揺られ、朝のことを思い出す。

「いつか、わかるといいんだけどな」

まずは思い出すきっかけを作らなくては行けない。こうちゃんに聞くか、もしくは…

「実家に戻ってみる…?」


何も収穫はなくこの日は終わった。

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作者名:Mia | 作成日時:2021年9月14日 18時

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