驚く!天野ケータの決断 ページ9
「ありがと!ケータ君!
おかげで安心して師匠が捜せるよ!」
Aはニッコリした笑顔でケータに言ってみせた。
彼女なりの、最上級の有難うを言った。
そのことはケータに伝わった。
「で、さっそくなんだけど、Aさんの師匠サンと兄弟子さんってどんな人?」
ケータは、まだ説明されていないAの師匠達の事を聞いた。
案外普通にAは返す。
「うん、師匠の名前は酒呑童子って言って
すっごい酒飲みで、頼りになるんだ。」
酒飲みで頼りになる__
何となくイメージの矛盾点があったことにケータだけが気付くが
皆気にしていなかったので気にしない事にした。
そこでウィスパーがAに尋ねた。
「で、その師匠さんってやっぱり・・・
・・・やられちゃったんでウィス?」
Aは、少しションボリした顔になったが
おふざけ含め、「師匠の事だし、首切られても生きてるよ!」
と返した。
「じゃあ、兄弟子二人はどんなのニャン?」
「一人が、髪の毛が赤い鬼蜘蛛って言うんだけど・・・
・・・あれ?
もう一人の兄弟子の鬼ガマって言うんだけど、
そっちに似ている人にさっきあったな・・・」
ケータがおずおずしていると、チョコボーを加えて偉そうに
ゴロゴロしているジバニャンがすっぱりと言った。
「名前からして大ガマと土蜘蛛そっくりニャン
どうせ喧嘩もしょっちゅう起こしてそうニャン」
「あたり!って大ガマさんってことは、ガマ兄さんの親戚じゃん!」
少し皆固まった後、ケータ勢が「ファ!?」
と声を上げた。
「親戚なら、その後とか絶対知ってるでしょ!
何でそれを先に言わないのさ!」
「ケータ、チャッチャと呼び出すニャン!」
「そうだね!」
しかし、Aはある重大なことに気が付く。
_さっき居たなら、きっと私を探している_
思いつき、すぐに叫んだ
「まって!ケータ君!」
しかし、時すでに遅し。
不思議な文字を帯びた光がすでにケータの周りを渦巻いていた。
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いんあ - ミサキ@さん» ありがとうございます!試してみようと思います! (2016年12月24日 7時) (レス) id: 46f35f08ac (このIDを非表示/違反報告)
いんあ - M猫さん» 読みました!すごくドキドキして、続きが気になりました!そちらも、更新頑張ってくださいね! (2016年12月24日 7時) (レス) id: 46f35f08ac (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - すみません、『』←これは関係ないです (2016年12月23日 17時) (レス) id: 3ad9e7bd58 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - 情報ですよ〜!URLの貼り方は()←これの中に『link:作品のタイトル(または“こちら”等):http://〜』と書いたら表示されます!更新頑張ってください! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 3ad9e7bd58 (このIDを非表示/違反報告)
M猫(プロフ) - いんあさん» リクエスト作品が完成いたしました!いんあ様の方の作品も楽しみにしております♪(#^.^#) (2016年12月19日 22時) (レス) id: 638963ddf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いんあ | 作者ホームページ:http://http://
作成日時:2016年11月19日 20時