エンマ大王とぬらりひょんの追跡 ページ31
もぐもぐバーガーの店内は比較的若いお客が多く
女性客もまた、多かった。
その中で、店内のほとんどが注目したのは
人間と化したエンマ大王とぬらりひょんだった。
エンマ大王は
ご自慢の金髪を黒髪にし、なおも逆立つ髪の毛。
その勇ましい髪とは裏腹に、ほっそりとした四肢が
女性客の頭の中に、「かわいい」という印象をつけた。
一方のぬらりひょんは、少し緩めのシャツに、ジーパン。
普通なら少々ひかれるが、そこはぬらりひょん。
イケメンの顔が、その少し緩い格好を
まるで漫画の絵のように成り立たせていた。
女性客は、エンマ大王よりもぬらりひょんにくぎ付けだった。
しかし、ぬらりひょんはその視線に対し
「きもちわるい」
と呟き、エンマ大王は、そのつぶやきを聞いて
薄く笑った。
とりあえず、二人が頼んだのはもぐもぐバーガーだった。
結構大きく、エンマ大王は苦戦しながら食べていた。
「大王さま、口の周りが非常に汚いですよ。」
と、ぬらりひょんは言いながら置いてある紙を取って
エンマ大王の口周りをごしごし拭いた。
拭かれた後も、エンマ大王は無邪気にバーガーに食らいついていた。
＿・・・貴方って言うお方は＿
ぬらりひょんはそう思いながら、窓の向こうを見た。
人々が活発に動く様子が見える。
ぬらりひょんは、忙しそうな人間を見ていた。
＿楽しそうでもないのに、一生懸命働くのか。＿
見返りはあると知っていても、ぬらりひょんは窓を見つめながら人間を見直した。
しかし、窓を見ていると、あるものが居た。
それに気づいたぬらりひょんは、すぐさまエンマ大王に言った。
すでにもぐもぐバーガーを食べ終えていた二人は、すぐさま飛び出していった。
そして気づかれないように後を追った。
追われていたのは、A達だった。
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いんあ - ミサキ@さん» ありがとうございます！試してみようと思います！ (2016年12月24日 7時) (
レス) id: 46f35f08ac (このIDを非表示/違反報告)
いんあ - M猫さん» 読みました！すごくドキドキして、続きが気になりました！そちらも、更新頑張ってくださいね！ (2016年12月24日 7時) (レス) id: 46f35f08ac (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - すみません、『』←これは関係ないです (2016年12月23日 17時) (レス) id: 3ad9e7bd58 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - 情報ですよ〜！URLの貼り方は()←これの中に『link:作品のタイトル(または“こちら”等):http://〜』と書いたら表示されます！更新頑張ってください！ (2016年12月23日 17時) (レス) id: 3ad9e7bd58 (このIDを非表示/違反報告)
M猫(プロフ) - いんあさん» リクエスト作品が完成いたしました！いんあ様の方の作品も楽しみにしております♪(#^.^#) (2016年12月19日 22時) (レス) id: 638963ddf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いんあ | 作者ホームページ：http://http://
作成日時：2016年11月19日 20時
