愛され方を忘れた男 (ページ11)

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番外編ページ11

青さんお誕生日おめでとうございます。これからもずっとずっと大好きです。記念に黄青さんどうぞ

｢章大、お誕生日おめでとう｣

9月11日0時ピッタリ。ギターを弄ってた僕の隣で亮がそう言いながらキスをしてきた

｢ふふ、おおきに｣

お返しに僕もしてあげるとへへと嬉しそうに笑う。すると彼は背中からあるものを取り出した

｢これ、似合う思うてん｣

彼が出してきたのはペアリング。しかも結構お高めなやつ。裏には文字が入ってる

｢章ちゃんが喜んでくれるなら俺はなんだってしたるよ。お金もどうでもええねん、章ちゃんの為ならいくらでも出したる｣

｢亮好きや、僕のためにありがとう｣

｢当たり前やん｣

｢じゃぁ僕からもお礼させてな｣

｢？｣

そう言って一旦寝室に引っ込んで着替えをする。喜んでくれたらええんやけど…

｢お待たせ｣

｢し、章ちゃん…｣

僕が来たのはメイド服。スカートむっちゃ短いし下着も女性物だし。けど亮がこんなにもしてくれるんやからお礼せんとおもうて前からしたいって言ってたコスプレにチャレンジしてみた。猫耳と尻尾も付けた

｢に、似合ってへん…？｣

｢むっちゃ可愛ええ…｣

僕の大好きな顔がドアップになる五秒前