episode.2 ページ2
ーside tー
｢えーっと？？？｣
gr｢丁度いい所に来た。トン氏。助けてクレメンス。｣
そろそろ夕食時なので､仕事を切り上げるよう伝えるべく我らが総統の執務室へ伺ったはず…だ…
｢どういう状況なんですかねぇ……｣
zm｢トントンやん。久々やな。｣
｢おん､ゾム。任務お疲れ。で？お隣さんは？｣
執務室にはグルさんとゾム､そして見知らぬ女性が一名。
ゾムは任務報告で居るとして､見覚えのないこの女性は一体誰なんですかねぇ…
gr｢取り敢えずゾム。簡潔に彼女とどう出会い今後どうしていきたいのかを言ってくれ。｣
zm｢まずは出会いやな。俺が臻の王を討つ直前､王にAが組み敷かれとって､王は半裸のAに俺を殺せって命令した。で､Aと戦ったんやけど､中々決着つかんくてAが｢王を討てば雇われている仲間を解放してくれるか｣って提案してきたわけ｣
｢私を含む…主に女騎士は夜伽のための道具でしか無かったし､あの王に忠誠を誓っている者は殆ど居なかった。私達は奴ー隷であの国に買われただけだったから。｣
zm｢ってのを聞いたから､ええよ。って言ってみたら…簪で王の脳を静かに貫いて首を落としたんよ。王を討ち取った後､二週間くらいかな？一緒に居って､Aの仲間をこっそり国外のとある場所に逃がしてお互いの信頼関係と契約を築いて帰ってきたってわけ。｣
gr｢ある場所とは何処だ？｣
｢私の恩人が営んでいる牧場。疑われてるなら今度案内してもいい。｣
淡々と…色や温度を纏わず吐く言葉に多少の寒気を感じつつ…淀んだ彼女の瞳を真っ直ぐ見つめる。
また､彼女も信頼関係を築こうとしてくれているのか､淀んではいるがしっかりと双眼を此方に向けてくれる。
tn｢ここまでに嘘偽りは無いんやな？｣
彼女の前まで移動し､目線を合わせるため屈んで目を合わせ尋ねれば､彼女はまた､しっかりと目を合わせ静かに瞼を閉じて頷いた。
tn｢表情や目の動きから嘘ついている感じは読み取れんかったからホントやと思いますよ。｣
gr｢む､そうか。では次にうつろう。｣
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shiren060606(プロフ) - rusyaさん» とても嬉しい御感想有難うございます!!励みになります。頑張ります!!! (2019年4月30日 5時) (
レス) id: a57a90e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
rusya - バリおもろかったです！次も更新がんばってください！！ (2019年4月28日 15時) (レス) id: a6d4d37064 (このIDを非表示/違反報告)
shiren060606(プロフ) - 悪夢さん» 御指摘有難う御座いました！修正致しました！今後とも御愛読頂けると嬉しいです (2018年11月16日 8時) (レス) id: a57a90e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
悪夢(プロフ) - 24の幹部の役職、エミさん抜けてると思います。違ったらすみません、更新頑張って下さい！ (2018年11月11日 10時) (レス) id: 6d020435fb (このIDを非表示/違反報告)
shiren060606(プロフ) - H2Oさん» 報告ありがとうございます…！申し訳ございませんガバってました…修正完了致しましたのでこれからも御愛読頂けると嬉しいです！ (2018年9月8日 15時) (レス) id: a57a90e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嘉神 暁 x他1人 | 作成日時：2018年3月28日 19時
