【A3!】好きって言わせろ【摂津万里】 (ページ6)

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第５話ページ6

｢カントク､とりあえずもう夜だし妹ちゃんには泊まってってもらって､夜ご飯食べてからお話したらどうかな？｣

白髪ロン毛の艶やかな男性の言葉に姉は｢そうですね｣と大人しく頷いた

｢泊まるなんて言ってな｢A｣…チッ…｣

～

｢｢｢｢いただきます｣｣｣｣

結局夕飯に引きずり込まれました。

夕飯には引きずり込まれたものの腹はそこまで減っていないし､何より多少なりとも申し訳なさがある為食事に手を付けず席を立ちリビングから離れようと足を進める。

｢A？｣

｢タバコ｣

心配そうに眉を下げながら名前を呼ぶ姉に嘘をついて外に出た。外っていうか……庭？

ー

｢もしもしヒデさん？
うん､元気。
姉に会ったよ。体売ってんのもバレた。泊まれって言われて今日は多分姉んとこ。
多分仕事の事も話すから
うん。ありがとう。｣

｢妹ちゃん｣