検索窓
今日:46 hit、昨日:7 hit、合計:397,384 hit

6 ページ23

side yellow

撮影が終わり、6人のお兄ちゃんたちで
飲み会を開催。


主催者は佐久間。
払うのはふっか。(紫・おい!何でだよ!)


乾杯の挨拶もそこそこに、
口を開いたのは声がでかい佐久間である。

桃「あべちゃん!!聞きたいことがある!!」

緑「うん、それはいいんだけど俺お前の隣な。」

紫「あべちゃんもやばいけど、もう1人隣の舘さんの顔もかなりやばいよ。」

赤「…声量の調節どうなってるの、佐久間…。」

桃「うん!ごめん!でね、今日のあれは何?」


謝った(?)佐久間が次に言った言葉。


黄「え、今日何かあった?」

紫「まぁ、あったよ。俺は。」

青「俺もあった。」

緑「俺は直接見てはないけど、めめこじで何かあったみたいだね。」

黄「え、あの二人まだこじらせてんの?」

桃「こじらせ期間は終わったみたいだけど、あべちゃんとめめはどうなってんの?」

青「俺、2人の目が怖かった。とても怖かった。」


目黒の目が怖いってのは時々あるから、
まあわからんでもないんだけど…。
穏やかな阿部まで目が怖いとなれば
そりゃ怖いわな。


緑「まあ、康二のことでちょっと話したりはしてて。喧嘩したりはしてないよ?ただ、牽制されたんでしょ。あのヤキモチ焼きに。」

桃「…それって、さ。聞いていいのか、分からないんだけど…。」

緑「佐久間が思ってる通りだよ。」

あ、翔太もね!なんて、なんとも言えない顔を
してる翔太に向かって明るく言う阿部。

…え、もしかして、もしかするの?


黄「阿部、お前まさか…。」

緑「ずっと片思いだったし、自分で頑張ろうとは思えなかった。2人が仲直りして、いずれくっ付くかも、とは考えてたんだ。…んー、寂しくないわけじゃないけど…。」

そう言ったって、表情を見てると
なんとも切ない顔だった。


緑「俺は目黒みたいに、何がなんでもって気持ちじゃなかった。だから、2人が仲直りしたのは本当に嬉しいし。応援だってしてるんだよ。」


それでも寂しいなって思うのはワガママかな。

小さい声で、そんなことを言う阿部は
本当に納得してるのもわかるし
それでも、と願った気持ちも見え隠れして。


黄「…阿部に康二は救われてる。きっと何度も。」

赤「俺もそう思う。いつも康二が弱った時、気づいて、俺とふっかに連絡してくれてたし。」


俺と舘さんの言葉に、阿部は目を潤ませた。

そんな阿部を佐久間が抱きしめる。


俺らの旧末っ子は、本当に優しいやつだ。

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (282 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
803人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 関西Jr , めめこじ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SNOWSNOW | 作成日時:2020年6月23日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。