好き、嫌い、好き (ページ2)

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私をいわゆるバッグハグしてる塩顔イケメン男子。
なんでこんな男が私を抱いてるんだろう、そう思って昔、本人に聞いたところ、

｢乳がでかいから。｣

……はいはい、君も健全な男子だね、なんて思った高校3年のあの日。

大学はバラバラだけど、私の事今でも気にしてくれてる優しいのに塩対応の塩顔イケメン、渡辺翔太

1度もドキドキしたことは無いが(おいBy翔太)
私がほんとに辛い時、助けてくれる優しい翔太。

そんな翔太を私の気持ちのために巻き込んだのは申し訳ないと思う。

ましてや、親友の幼なじみなのに。

こんなことしてていのかな。

って思う。

でも、今翔太がいないと、私ほんとに壊れちゃう。

だから、甘えさせて欲しい。

ワガママだなって思うのに止められなくて。

後ろから抱きついてる翔太の方に振り返ると、翔太は気持ちよさそうに目をつぶっていた。

『……翔太、ごめんね？』

小さくつぶやくと、

｢俺がしたくてしてるんだよ。アホ。｣

悪態付きながら強く抱き締めて、唇同士を押し当てるように触れてくる。

深いキスじゃないのに安心する。

悪態ついてるのに、優しさを感じる。

そんな男、渡辺翔太。

私の、セフレさんです。