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side Blue
明日はオフ。
そして今日は、
黒「しょっぴー。食わねえの?」
青「いや、食べる。」
2人で仕事だっためめと食事中。
同じB型同士なかなかに気は合うが、
そこは気があって欲しくなかったってのが1つ。
好きなやつの存在である。
しっかり聞いた訳では無いが…
見てりゃあわかるんだよ。
康二にだけはやけにツンツンしといて、
たまーにデレて喜ばす。……お前は俺か?
黒「しょっぴーさぁ、明日オフだよね?」
青「うん。そうだけど。」
黒「誰と遊ぶの?」
青「…家にいるよ。」
いや、嘘。
【明日、暇。】って康二にメッセしたもん。
あいつのことだから、明日も俺を迎えに来る。
それを考えると、可愛くてたまらない。
しっぽをブンブン振って、あの可愛い笑顔で
『しょったーー!おまたせ!』って言ってくれるあの姿。
俺だけの特権ならいいのになぁ。
黒「わかりやすいね、しょっぴー。」
青「へ?」
黒「明日は康二とデートなんだ?」
青「なっ!で、デート?!」
黒「二人で遊ぶならデートじゃん。」
青「ば、ばか!男同士だろ!」
黒「好きな人と出かけるならデート、でしょ?」
顔色を変えず、サラッと言うもんだから俺一人慌ててカッコ悪くね?!
黒「いいな、しょっぴーは。康二と遊べて。」
青「…別に普通に誘えばよくね?」
黒「最近ありがたい事に忙しくて、ちゃんとオフないんだよね。」
青「その分、俺らは落ち着いてるわ。体大丈夫なの?」
黒「うん、まぁ大丈夫。体力と根性だけはあるから。」
青「…ならいいけど。落ち着いたら遊べば?」
黒「そうする。…早く落ち着いて欲しい気もするよね。」
青「なんでよ。」
黒「しょっぴーとふっかさんに取られそうだから。」
青「……。」
そうだった、俺のライバルはもうひとり居た。
黒「前まで、めめーめめーだったのに、今やふっかさんとしょっぴーばっかりだし。俺寂しいのよ。」
……こうしちゃいられない。
目の前のツンデレイケメンに本気出される前に
少し俺も頑張らなくてはいけないのではないか?
ただでさえ、リアコ枠ふっかもいて
俺一人慌てているというのに。
黒「……負けてらんねえな。」
小声で言ったから聞こえてないと思ったろ?
……しっかり聞こえてんだよ。
そして、それはこっちのセリフだ。
そう簡単に負けてらんねえよ。
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乃亜(プロフ) - さくらもちさん» お気に召してよかったです!しょうれんのお話、頑張って書いてみますね^^*リクエストありがとうございます♪ (2020年11月27日 9時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - こじだいめっちゃ良かったです!是非しょうれん+康二くんも見てみたいです!よろしくお願いします!たくさんすいません^^; (2020年11月25日 0時) (レス) id: 4080dc3d43 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - sanraranさん» お気に召したならよかったです!みっちーのお話、私も書くの楽しいのでまた書くかと思います^^*今後ともよろしくお願いします! (2020年11月17日 20時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
sanraran(プロフ) - リクエスト書いてもらってありがとうございました!めちゃくちゃよかったです!これからもたまにミッチー出してください笑これからも楽しみにしてます! (2020年11月14日 0時) (レス) id: 7ec340650d (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - ユリさん» 気に入って頂けたならよかったです!今後もよろしくお願いします^^* (2020年11月12日 8時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SNOWSNOW | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akira58294/
作成日時:2020年10月27日 23時