こっち向いて！太陽 2

3 ページ22

その日からの1週間-----------------------------




まぁすごい。何がすごいって……
とりあえず！見て！コレ見て！()




紫｢康二、眠いだろ？寝ていいよ？｣

『…いやや、みんな起きてるし…。』

紫｢酷い顔でYouTube撮るわけいかないから。ほら、おいで。｣

スキンシップ嫌いなふっかさんが、膝枕してくれる。
俺は嬉しいけど…嫌やないの？


『ごめんな、ふっかさん。』

紫｢いやいや、役得。…またしんどくなったら俺ん所おいで。ね？｣


リアコ枠…こわい←




黄｢康二、これやる。｣

『あ！タピオカ！ありがとう！』

黄｢いーえ。｣

『あれ？みんなの分は？』

黄｢今日はお前だけ。ナイショな？｣


シーと唇に指を当てる照にぃはイケメンである。
ドキッとしたやんか！！くっそぅ…。


黄｢ふふ、ドキッとしたの？｣


顔を覗き込むのは反則です！！！




白｢康二くん、今日一緒に夕飯行こ！｣

『うん、ええで。いつものファミレスでええ？』

白｢…そのあとお泊まり行っていい？｣

『え、ええよ。嫌じゃないの？』

白｢うんっ！康二くん独り占めするんだー！！｣


最年少の笑顔は眩しい。とてもキラキラしている。
かわええなあ。頭を思わず撫でると、

白｢…康二くん可愛いね？｣

なんて、大人びた顔で言うもんだから俺が顔を赤くさせたのは言うまでもない。




緑｢康二、疲れた？｣

俺は疲れた時はあべちゃんに抱きつくことが多い。
優しいし、ずっと一緒におってくれるから。


『ごめんなぁ、いつも。』

緑｢ふふ、嬉しいよ。…これからも疲れた時は俺にだけ甘えてね？｣


あざとく首をコテン、としてるのに、顔は男らしくてかっこいい。
気のせいかな…あべちゃんが甘々彼氏になってる気がする。
彼女枠はどこへ……。

緑｢俺も男だから、甘えられるの嬉しいよ。｣

ニコニコしてるのに、どこか男っぽい。




青｢暇。｣

『お、ストレート。どこ行く？』

青｢……行きたいとこある。｣

『珍しいやん。いつも付き合ってもらっとるから今日は付き合うわ。』

青｢車で来てるから。｣

『へえ？！珍しいやん！助手席ー♪』

青｢たまにはカッコつけないとな。｣


なんて言いながら、普段はしない頭ポンポンなんてするんですよ！奥さん！←


青｢エスコートするから、付き合えよ。｣

『は、はい。』

目がハートになってしまう…イケメンの本気怖い。

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す