nbkj ページ15
夕方4時。家でまったりしていると、
【今、暇。】
とんでもなく単調なメッセ。
うん、こんなの送ってくるのはただ1人。
俺はその人に向けて電話をかける。
『もしもし?しょっぴー?』
青「なに?」
『なにちゃうやろ笑。暇ならこの前言ってたお店にご飯行こうか。俺車出すから。』
青「行く。」
『じゃあ前に待ち合わせたコンビニ来れる?そこまで行くから。あと20分くらいかな。』
青「おっけ。じゃああとで。」
なんとも単調な電話。
せめてどっちかは賑やかであってくれよ笑。
まぁええねんけど。
青「わりぃな。迎えこさせて。」
『全然ええよー。明日はオフか?』
青「いや、仕事。」
『じゃあご飯食べたらすぐこっち送り届ければええかな?』
青「んー…。」
『どした?』
青「…康二んち、行きたい。」
おや、顔真っ赤。
恥ずかしいけど勇気出して言ってくれたんやね。
『おん、ええよー。じゃあそのまましょっぴーお持ち帰りな。』
青「言い方がジジくせえぞ。」
『失礼な!しょっぴーより年下やで!…2歳しか変わらんけど。』
青「あはははぁ⤴」
しょっぴーの癖のある笑い方を聞くと安心する。
うるさそうやろ?まぁうるさいで?
でも本当に楽しかったり面白かったりしないと聞けない笑い声やからね。
俺といるの、楽しんでくれてるんやなって嬉しいの。
お店について、おのおの好きなものを注文。
俺が食べているものをじっと見つめてくる。
『…ん?いる?』
青「…ひとくち欲しい。」
『ええよー、あーん。』
青「なんであーんなんだよ!」
『いや、流れで?』
やんねーよ!と言いながら俺のフォークを強奪して行った。
ちぇ、照れるしょったくん見たかったんに。
すると、そのフォークに自分の食べていたものを刺して、そのまま俺に持ってくる。
青「はい。あーん。」
『なっ!なんで!自分せんかったやん!』
青「早く口を開けろ。」
なかなかにオラついた翔太くんが現れました…。
仕方なく口を開けてそれを受け止める。
美味しいんやろうけど…今は恥ずかしくてそれどころちゃう…。
青「おいしい?康二。」
嬉しそうに笑って聞いてくるから、
『お、おん…うまいで。』
俺の答えを聞くと大人な微笑みをこちらに向けて頭を撫でる。
……普段ツンツンなのに…これはずるいで…。
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乃亜(プロフ) - さくらもちさん» お気に召してよかったです!しょうれんのお話、頑張って書いてみますね^^*リクエストありがとうございます♪ (2020年11月27日 9時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - こじだいめっちゃ良かったです!是非しょうれん+康二くんも見てみたいです!よろしくお願いします!たくさんすいません^^; (2020年11月25日 0時) (レス) id: 4080dc3d43 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - sanraranさん» お気に召したならよかったです!みっちーのお話、私も書くの楽しいのでまた書くかと思います^^*今後ともよろしくお願いします! (2020年11月17日 20時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
sanraran(プロフ) - リクエスト書いてもらってありがとうございました!めちゃくちゃよかったです!これからもたまにミッチー出してください笑これからも楽しみにしてます! (2020年11月14日 0時) (レス) id: 7ec340650d (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - ユリさん» 気に入って頂けたならよかったです!今後もよろしくお願いします^^* (2020年11月12日 8時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SNOWSNOW | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akira58294/
作成日時:2020年10月27日 23時