-158℃ ページ19
「-ヒーロー殺しが捕まったらしい」
『え！？』
フォックスさんの帰りを待ってる最中、事務所に応援要請が入った。
電話を終えたレオさんから聞かされたニュースに俺は驚きを隠せなかった。
それはクラスメイト飯田君のお兄さんの敵の名だったからだ。
レオさんはさらに続ける。
「どうやらエンデヴァーが逮捕に貢献したらしい」
『え！？』
またまた驚き。流石おじさん・・・腐ってもNo.２の名は伊達じゃなかった。
「その際現場に居合わせた君のクラスメイト３人が、現在保須の病院に入院しているそうだ」
『えええ！！？』
最後の情報は流石に「え」一個じゃ済まされなかった。
居合わせた？入院？え、3人って・・？
レオさんから名前を聞いた俺は直ぐさま電話をかけた。
相手はもちろん・・・
『焦凍！！入院ってお前どういうことなんだよ！！？』
「・・A。声を落としてくれ、病院だ」
『分かってるけど、分かるか！おじさんの名前が出た時点で、現場に居るだろうことは想像ついたけど、どんな無茶したら入院することになるんだよ！！』
「・・大した怪我じゃねえ。大事をとって泊まるだけだ。それに怪我の度合いでいったら、俺より緑谷と飯田の方がやべぇ」
『だから・・？』
「・・・悪ぃ心配かけた」
『ん。』
素直でよろしい。
『さっき電話かける時に出久のメールに気付いた。まさかとは思うけど、お前ら大分無茶したんじゃねえだろな』
「・・・」
『(図星か・・)・・・まあとにかく3人とも大丈夫なんだな？』
「ああ」
『はあ。とにかく無事で良かった』
「・・ありがとな。」
『馬鹿野郎』
USJの時、焦凍に言われたことをそのまま返して電話を切ってやった。
皮肉が通じたかは定かじゃないが苦笑
「繋がったか？」
『はい。・・とりあえず3人とも元気みたいで安心しました』
「それは良かったな」
『お気遣いありがとうございます。』
「そうだ。明日、君も私に付いてくるといいw」
『え？』
本日何度目かの「え」だった。
ーーーーーーーーーーーー
「ーー(匂いが消えた・・)」
Aを後輩に任せ、奴を追った。
速さは勿論、自慢の嗅覚を初めとした探知能力には自信を持っていた。
追いついた筈だった。
なのに突如として消えたのだ。
匂いも・・気配も・・まるでそんな存在などなかったかのように。
「(似ている・あの時の敵と・・)」
”６年前”とうとうこの手で捕まえることのできなかった敵とーー
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皐月(プロフ) - 船長さん» コメントありがとうございます！オリキャラを褒めて頂けるなんて夢みたいです泣 ありがとうございます！フォックスは個人的にも好きなキャラなので、ちょこちょこ出せたらと思います(*´∇｀*) (2018年10月15日 21時) (
レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
船長 - フォックス好きです個人的に狐が好きなのでツボを突かれてちょっとまずいです。相澤先生大好きが揺れましたこれからも頑張ってください応援しています！ (2018年10月13日 22時) (レス) id: fd292f592c (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます＾＾亀更新で申し訳ないですが、頑張って書き続けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!!頑張ってください(@>ω<)ノ★彡 (2018年10月8日 15時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 檸檬さん» コメントありがとうございます！そのように評価して頂いて恐悦至極です泣 これからも楽しんで頂けるよう頑張りますので、よろしくお願い致します＾＾ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年8月23日 23時
