-155℃ ページ16
「自分で考えて自分で判断して、行動したのか」
『・・・すみません；』
居てもたってもいられなかったとは言え、Aはまだ学生でその身はキング・レオ事務所預かりだ。プロヒーローであり現在自分の監督をしてくれているフォックスの指示にないことをし、あまつさえ施設の設備を無許可で破壊してしまった。怒られても仕方ない。いや、下手すれば職場体験自体を返上されてしまうのではないか。Aはそう思い謝った。
ポフッ
『？』
柔らかい感触
自分の頭を撫でる金色の尻尾
「よくやったね」
『・・え？』
「何？怒られると思ったの？」
『だって・・勝手に動いて・・物まで壊して・・』
「でも、君が動いてなかったら俺も、あの人達も助からなかった。それどころか、被害がもっと核大してたかもしれない。でしょ？」
『・・・！///;ありがとうございます///;』
「照れた顔も可愛い〜w」
『グレイさん・・：』
「さあ二人とも、消火が終わってもまだ終わったわけじゃないよ。避難者の救護と、搬送。現場もかなり荒れてるからその処理もしないと。」
『はいw』
「はーい」
ーーーーーーーーーーー
「ふんぬっ！！」
『グレイさんは熊だったのか・・』
個性を発現し、大きな熊の獣人になったグレイさんは、ケガ人の搬送や瓦礫の撤去などそのパワーを使って大活躍していた
フォックスさんも、９本の尻尾をフルに使って救護や現場の片付けに奮闘している。
それを横目に俺も軽傷者の手当にあたっていると
小さな手が俺の服を引いた
「おねーちゃん」
『ん？』
「あのね・・向こうでね、脚痛い痛いって言ってる人がいるの・・」
『(まだ負傷がいるのか・・！)どっちかな？』
「向こうのビルの横・・」
女の子は少し離れたビルを指した
『わかった。行ってくるよ。教えてくれてありがとうねw』
「うん・・！w」
俺は女の子を近くの警官に任せ、指された方へ向かった。
ーーーーーーーーーー
『…いた』
熱源を辿っていくと、蹲る男の人が1人
『大丈夫ですか⁈』
「あ、ああ…」
『脚を痛めてるんですね、ここは危ないので向こうへ』
「痛むんだ…古傷が…左足が…」
どうやら痛むのは先程の火災で負った傷ではないようだ。それでも振動が少ない方がいいだろうと、俺は水雲を作り男性を掬い上げた
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皐月(プロフ) - 船長さん» コメントありがとうございます！オリキャラを褒めて頂けるなんて夢みたいです泣 ありがとうございます！フォックスは個人的にも好きなキャラなので、ちょこちょこ出せたらと思います(*´∇｀*) (2018年10月15日 21時) (
レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
船長 - フォックス好きです個人的に狐が好きなのでツボを突かれてちょっとまずいです。相澤先生大好きが揺れましたこれからも頑張ってください応援しています！ (2018年10月13日 22時) (レス) id: fd292f592c (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます＾＾亀更新で申し訳ないですが、頑張って書き続けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!!頑張ってください(@>ω<)ノ★彡 (2018年10月8日 15時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 檸檬さん» コメントありがとうございます！そのように評価して頂いて恐悦至極です泣 これからも楽しんで頂けるよう頑張りますので、よろしくお願い致します＾＾ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年8月23日 23時
