-154℃ ページ15
「ここで行かなきゃ、俺の存在意義はなくなるw」
『「「・・・！」」』
フォックスさんは笑っていた。
飛び込むつもりなんだ、あのビルに。
出来る出来ないじゃない、それが当然のことだから。
『フォックスさん！』
バシャッ！
「！」
俺はコスチュームに下げた水をフォックさんにかけた
そしてその形を制御する
『水のベールのスーツです。あの火力なのでどこまで持つか分かりませんが・・！』
「・・ありがとうw」
彼は燃え盛る炎の城に入って行った
俺は、ただ見てることしか出来ないのか・・？
本当に、俺に出来ることは・・
『・・！』
空を仰ごうとした時、俺の視界にあるものが映り込んだ
『・・・そうだ！！』
「君も危ない、離れ・・おわッ！；」
俺は高く跳んだ
ビルを真上から見下ろせるくらいに
『あれだ・・』
”固まれ！”
俺は目的の対象にそう念じた
ガキンッ！！
”もっと鋭く！”
ガキンッ！！
ベキンッ！！
"突き破れ！！”
ーーーーーーーーーーーー
「ーーフォックスとAちゃ・・テンペロックは！？；」
「グレイ！それが・・フォックスの連れてきた子が、急に飛び上がって；」
「なんだって？・・・あそこか！一体、何して・・・」
その時、グレイの声をかき消すように上空から破壊音が聞こえた
ベギャアアアン！！！！
「「「！？」」」
ズオオオオオオオ！！
そして高く空へ伸びる
「・・・龍・・？」
それは天へと伸びる龍に見えた。”それ”は燃え盛るビルを、建物を蹂躙するように縫っていく
「見ろ！火が消えてくぞ！！」
「ホントだ！あの龍が消してるんだ！！」
やがて全ての火が消えると役目を終えた”それ”は細くなり消えていった
「一体・・何が・・・」
「フォックスだ！」
「フォックスが出てきたぞ！」
水浸しのビルから3人の人をその尾に抱えたヒーローが出てきた
「驚いたよ。一体誰の個性だい？」
それはその場の多くの人間が感じた疑問だった
その疑問に答えるように空から声がした
『フォックスさーーーーーん！！！！』
シュタッ！
『大丈夫でしたか！？；火傷は？怪我は！？』
「・・・君だったのか」
『え；え・・・っと；』
「すっげーよ！Aちゃん！！何！？何したの！？」
『あ・・いやその・・屋上の貯水タンクをぶっ壊しました・・ごめんなさい！！』
「貯水タンクの水を消火に使ったのか・・」
「いやいやっていうか龍だったよ！？めっちゃかっこ良過ぎでしょ！」
『あはは///;』
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皐月(プロフ) - 船長さん» コメントありがとうございます！オリキャラを褒めて頂けるなんて夢みたいです泣 ありがとうございます！フォックスは個人的にも好きなキャラなので、ちょこちょこ出せたらと思います(*´∇｀*) (2018年10月15日 21時) (
レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
船長 - フォックス好きです個人的に狐が好きなのでツボを突かれてちょっとまずいです。相澤先生大好きが揺れましたこれからも頑張ってください応援しています！ (2018年10月13日 22時) (レス) id: fd292f592c (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます＾＾亀更新で申し訳ないですが、頑張って書き続けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!!頑張ってください(@>ω<)ノ★彡 (2018年10月8日 15時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 檸檬さん» コメントありがとうございます！そのように評価して頂いて恐悦至極です泣 これからも楽しんで頂けるよう頑張りますので、よろしくお願い致します＾＾ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年8月23日 23時
