−42℃ ページ47
ガラガラッ
「ーーー来たか」
『・・・』
「融沸お前、昼休みの騒動の時、何をしにここに来た」
『それは・・・』
相澤先生は、どうやらエクストプラズム先生から昼間のことを聞いているようだった。
だから察して呼んでくれたのか。
せっかく先生が気を回してくれたのに、俺は上手く言葉にできなかった。
だって、あまりにも確信のない出来事だったから。
「ヘーイ！融沸wイレイザーに愛の告白かーっ？w」
『・・マイク先生。』
「職員室でアプローチなんて！お前大胆だなーw」
『え？；告白？；』
「おい、マイク。お前のそのグラサンはあえて空気を読まねえためにかけてんのか？」
「そりゃねーぜ！読めてねえのはお前の方だろ、イレイザー！可愛いgirlが勇気出して告白しようってんだから、こんな衆目の中でとかどんだけドSなんだってやつだぜ！」
「・・・はあ、場所変えるぞ。」
『ふぇ？；は、はい！』
頑張れよーというマイク先生の言葉を背に、俺と先生は職員室を後にした
ーーーーーーーーーーーー
「ーーーったく、あいつに諭されるとか癪だな」
『ははっwマイク先生、凄いっすよね笑』
「少しはほぐれたみたいだな」
『・・！は、はい／／；』
「で、お前は一体”何”を探していたんだ」
『・・・・』
俺は昼間に感じた二つの気配について、話した。
上手く説明できているのか分からなかったけど、とにかく感じた通りに話した。
「ーーーーそうか」
『そうかって、え？先生信じてくれるのか？』
「信じる信じないの次元の話じゃねえ。現に証拠や痕跡は何もなかったんだろ」
『う、うん；』
「だが、お前がこういう局面で冗談や噓を言うような奴じゃないこと位は俺にも分かる。」
『／／／／；』
嬉しかった。先生は、俺の話を否定しなかった。
それだけで、今まで胸の中でモヤモヤしてた何かが少しずつ晴れていくように感じた。
『やっぱ先生はすげーな・・w』
「何ニやついてんだ」
『いてっ；』
小突かれた・・・でも、それでも俺の表情筋の緩みは止まなかった
くしゃくしゃ
『？先生・・？』
先生は無言で小突いた手で髪をかき混ぜるように・・・ん？もしや俺撫でられてる？
やがて離れた手はいつものように先生のコスチュームのポケットに収まった
「この件については、俺の方で調べておく。お前は何も心配せず帰って今日の午後の復習でもしてろ。お前上の空でほとんど聞いてなかっただろ、轟にでも聞いて補填しとけ」
『・・・wはい！』
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皐月(プロフ) - あるとさん» ご指摘ありがとうございます。参考にさせて頂きます＾＾ (2018年6月24日 22時) (
レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あると - wは小文字の方が見やすいと思います。 (2018年6月24日 22時) (レス) id: 73ab1bcf3d (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました； (2018年6月3日 22時) (レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ12で、「行ってくる」が「言ってくる」になっています。 (2018年6月2日 20時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - クローバーさん» コメントありがとうございます…！不慣れな点も未だ未だありますが、頑張らせて頂きます(´；Д；`) (2018年4月29日 1時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年3月28日 0時
