-51℃ ページ7
「ー轟君！融沸さん大丈夫かな；」
「・・・わからねえ」
「わからないって！；」
「普段のあいつなら正面切って突っ込んでくような馬鹿なマネはしねえ。でも・・・」
今のAは冷静じゃない。
だから飛び出していった。相澤の危機を悟ったから。
ーーーーーーーーー
(数分前)
「ーーーじゃあ広場の中心にいた小さい奴と、俺たちを飛ばしたモヤの奴が今回の襲撃の主犯格ってことか。」
「そ、そうだ。俺たちはオールマイト以外の奴を殺す為に集められたはみ出しモノってやつだよ；」
「とてもじゃねえが、あの二人でオールマイトをやれるとは到底思えねえんだがな・・」
パキパキッ
「や、やめろ！これ以上凍らさねえでくれ！；」
「黒い奴だ！；」
『黒い奴・・？』
「あ、ああ。死柄木さんが連れてたあの黒くてデカイ奴！あれがオールマイトを倒せる兵器だって聞いた」
「黒くてデカイ？そんなの居たかな？；」
『・・・いた。・・・確かに居た・・・っ！；』
「おいA！？」
『焦凍は葉隠さんを頼む！俺は広場に向かう！・・・先生が・・危ないッ！：』
そう言い残し、Aは蒸気を使って凄い早さで飛び出していった
ーーーーーーーーーー
「(あいつ等の言っていたことが本当なら、その黒くてデカイ敵は、対オールマイトの戦力を持ってることになる・・・お前一人が行ってどうするつもりなんだ；くそッ！意地でも止めるべきだった！)」
「轟君・・」
「葉隠！とにかく急ぐぞ。俺から離れるなよ」
「う、うん！；」
ーーーーーーーーーー
【広場】
「・・・対平和の象徴。改人”脳無”」
バキ・・ベキ・・
「〜〜〜〜〜〜ッ；」
相澤の右腕は脳無の手によって嫌な音を立て、あらぬ方向へ曲げられていく
「”個性”を消せる、素敵だけどなんてことはないね。圧倒的な力の前ではつまりただの”無個性”だもの」
グシャッ！
「ぐあ・・・！！；」
壊れた玩具を弄ぶように脳無の圧倒的な力は相澤の体の一つ一つを壊していく
「(まるで小枝でも折るように・・！！身体の一部でも見えれば消せる・・・！つまり・・素の力がコレか！・・オールマイト並みじゃねえか・・；)」
グイッ・・
ゴッ！！！
ゴッ！！！
ゴッ！！！
規則的に、まるで定められた作業のように相澤の頭を地面へと容赦なく叩きつける
「ーーー・・・・！；」
言葉にならなかった、ただただ無慈悲な暴力行為が恩師に襲いかかる様を緑谷達は見せつけられていた
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皐月(プロフ) - 満月さん» 妄想小説にお気に入り登録までして下さって・・恐縮です（照） これからも頑張らせて頂きます！ (2018年6月27日 22時) (
レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 実は、お気に入り登録してます！ ^▽^y (2018年6月27日 21時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 満月さん» コメントありがとうございます〜泣 とっても嬉しいです！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 面白いですね！更新頑張って下さい ^∀^ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！修正させて頂きました。 (2018年6月19日 20時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年5月27日 17時
