-85℃ ページ42
『ごちそうさま』
俺は最後のおにぎりを食べ終え、手を合わせた
「ゴミ片付けてけよ」
『・・うん』
「・・融沸。」
『？』
「しょぼくれてんなよ。
ーーーーなるんだろ、”1番に”」
『！』
”先生。俺、体育祭で１位になる”
それは体育祭前に言った。俺の台詞。
そうだな。今自分が何の為にここにいるのか、それだけに集中しよう。
『ーー先生。いってきます！』
バタンッ
「・・・いってらっしゃい」
閉じた扉に向かって投げた言葉はほんの少し優しく聞こえた
ーーーーーーーーーーー
〜昼休憩終了〜
「最終種目発表の前に・・どーしたA組！！？」
チアアッ
そこにはチアリーディングの格好したA組女子(Aを除く)が暗い面持ちで佇んでいた
『・・どうしたんだ？みんな？； すっげー可愛いけど』
「峰田ちゃんに騙されたのよ。相澤先生の伝言だって言われてね」
「絶対おかしいと思ったんだ・・」
『おかしいとは思ってたんだな；』
「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私・・・」
『百ちゃん；・・元気出してくれ、せっかく可愛い格好してんだしw』
「Aさん・・・！」
「Aちゃん、そういえば大丈夫やった？戻ってこんかったけど？お昼たべれた？」
『お茶子ちゃん！ごめんな！ちょっと、緊張してトイレ行っててさ； でももう大丈夫！飯もかっこんできたしw』
「ならええけど、無理したアカンよ？」
『ありがとw(ごめん、お茶子ちゃん)』
悪いのは俺の方なのに、心配してくれるお茶子ちゃんは本当にいい子だ
「まあ何はともあれ！楽しめよリスナー達wレクリエーションが終われば最終種目、進出４チーム総勢１６名からなる、トーナメント形式！！ 1対1の！ ガチバトルだ！！」
レクリエーションを前にトーナメントの組み合わせを決めるためのくじが行われることとなった
「んじゃ1位のチームから順に・・」
「あの・・！すみません」
手を挙げたのは尾白だった
「俺、辞退します」
「「！！」」
「尾白くん！何で・・・！？せっかくプロに見てもらえる場なのに！！」
「騎馬戦の記憶・・・終盤ギリギリまでほぼボンヤリとしかないんだ。多分奴の”個性”で・・」
『(尾白くんが組んでたのって普通科の・・・)』
そうトーナメントに残った唯一の普通科生徒ー”心操 人使”である
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皐月(プロフ) - 満月さん» 妄想小説にお気に入り登録までして下さって・・恐縮です（照） これからも頑張らせて頂きます！ (2018年6月27日 22時) (
レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 実は、お気に入り登録してます！ ^▽^y (2018年6月27日 21時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 満月さん» コメントありがとうございます〜泣 とっても嬉しいです！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 面白いですね！更新頑張って下さい ^∀^ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！修正させて頂きました。 (2018年6月19日 20時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年5月27日 17時
