−49℃ ページ5
『(流石先生・・！あの人数を一人で・・！)』
緑谷だけじゃない、生で見る相澤ーーイレイザーヘッドの戦闘にAも興奮していた
ずっと聞かされてきた憧れのヒーローの戦い方
ーーーーーーーーー
思い出すのは父との記憶。
イレイザーヘッドという名前はAの父に教えられたものだった。
『いれいざーへっど？』
「そう！すげーんだぜ、あいつは！なんたって「”個性”を消しちまう”個性”」だからな！」
『すげー！wで、でもでも！それだけじゃ殴り合いとかいっぱいの敵の時とかは負けちゃうんじゃねえの！？』
「へへwA、ヒーローはな、一芸だけじゃ務まらないだぜw」
そう言って父の口から語られるイレイザーの戦闘エピソードの数々。
エピソードがAの中で増えていく度、会いたい気持ちは増すばかりだった
ーーーーーーーーー
そのイレイザーが眼下で戦っている。担任として自分たちを守るために。
『先生・・・』
「A！何してる、避難するぞ！」
『焦凍・・！あ、ああ：悪ぃ；』
そうだ。今俺たちがしなきゃならないことは先生の負担にならないように、ここから離れることだ・・！
『！みんな待って！』
「「「！？」」」
「どこへ行くつもりですか？」
集団の戦闘に突如現れたのは黒いモヤ。
モヤは丁寧な口調で自己紹介を始めた。
「初めまして。我々は敵(ヴィラン)連合。僭越ながら、この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは・・」
そうして語られたのはこの襲撃のおぞましい目的だった
「平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
『・・は？；』
息絶える？それって殺すってことか・・？；
「本来ならば、ここにいらっしゃる筈ですが、何か変更があったのでしょうか？まあ・・それとは関係なく・・私の役目はこれ」
台詞と共にモヤに揺らぎが生じる。
しかし
SKLIT!
BOOOOOM!
「その前に俺たちにやられるとは考えなかったのか！？」
悠然と立ち向かったのは切島と爆豪だった
「危ない危ない・・生徒といえど優秀な金の卵」
口振りとは打って変わってノーダメージ。
１３号は直ぐさま二人に下がるよう叫んだ
「遅い・・・」
ズアアアアアアアアッ
モヤが1−A全体を包み込む
「散らして嬲り殺す・・・それが私の役目です」
「A・・！」
焦凍に腕を引かれる。
視界が黒一色に覆われた。
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皐月(プロフ) - 満月さん» 妄想小説にお気に入り登録までして下さって・・恐縮です（照） これからも頑張らせて頂きます！ (2018年6月27日 22時) (
レス) id: 5cb175ab72 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 実は、お気に入り登録してます！ ^▽^y (2018年6月27日 21時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 満月さん» コメントありがとうございます〜泣 とっても嬉しいです！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 面白いですね！更新頑張って下さい ^∀^ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！修正させて頂きました。 (2018年6月19日 20時) (レス) id: 277a8cdf68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年5月27日 17時
