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「ナイスキー！」
「ごめん岩ちゃん！ちょっとトス低かったかも」
「いや普通に打ちやすかったけどな」
今日は大学の人達と練習試合
部活は好きだけど練習試合となると
「どうも〜 Aちゃん前に会った時よりかもっと可愛くなったね〜」
「今なら監督居ないしこっち来て話そうよ」
こうなるから
私は嫌いだ
『今は部活の時間ですし……』
「まぁまぁそんな固くならないで気軽にいこっ？」
ナンパかよ
「……おぉ」
「や、やっぱり練習に戻るか。君の彼氏さんが怖いし……笑」
彼氏……？
私彼氏なんていませんけど
でもまぁ
練習に戻ってくれて助かった
……
……
……
……
もう睨まなくていいから！！
『お兄ちゃん、あの人達怖がってる』
「だってぇ……！！」
『子供か』
「まだ、子供ですぅぅぅ〜☆」
『でもまぁ……ありがとう』
「え！？な、なんて！？」
『……ありがとぅ。』
「………………」
「おーいクソ川生きてるかー？」
「岩ちゃんもう練習戻れない」
「は？主将が何言ってんだよ」
「って倒れんなよ」
『なんで倒れたの』
いや
褒めただけで倒れないでよ
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年1月17日 14時
