検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:5,270 hit

始まり…〈3〉 ページ7

私たちは、目を見開いた。

(炎の国と、門の国が…闇の国によって、支配された…?)

歌姫「…、何故…」

おそらく、皆がそう思っているだろう。

だって、門の国は【強壁】と呼ばれる程、守りに徹底した国だ。

そう簡単に乗っ取られてしまう訳が無い。

それに…、門の国には…

歌姫「…姉様…」

門の国の守護者(ゼラル)となった、姉がいるはず。

父「…連絡手段は?」

?「…残念ながら…」

答えた巫女はうつむく。

そのとき…ー、

ーサアァ…

一陣の風が吹いた。

そして、目の前に巫女長が立っていた。

歌姫「お祖母様…!」

巫女長「…やっかいな事になりましたね…。まだ、なんの被害も無い状態ですか?」

?「はい!今は、まだ何も…」

巫女長「そう、ならいいわ。…(人1)」

歌姫「…なんでしょうか」

巫女長「私に付いて来なさい。いろいろ手伝ってもらいたいの」

歌姫「はい!わかりました」

その場で、自分たちの役割を確認すると、皆それぞれの場に散らばった。

(…みんな、無事でいてね…)

私は、小さく【祈りの歌】を歌った。

始まり…〈4〉→←榧です。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.2/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:歌姫 , 戦姫 , 恋愛かも
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:音覇 | 作成日時:2015年1月17日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。