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始まり…〈2〉 ページ5
私は、思わず顔をあげた。……その目に写ったのは…
歌姫「闇の、…兵…」
リナ「…!どうしてっ!?」
二人、同時に立ちすくむ。
いち早く状況を理解したリナは、私の手を握った。
リナ「行こう、(人1)…!」
歌姫「う、うん!」
私はリナと共に、走って自宅に向かった。
自宅に着くと、父さまが暗くなった空を見上げていた。
父「…!(人1)、リナ!」
歌姫「父さま!…これは、一体何が…!?」
父「俺にもよくわからない…、だが、あれは闇の兵で間違いないだろう」
歌姫「…黒い翼に赤い瞳…ですか?」
父「あぁ…、最も、それは兵士だけだがな…」
父さまは、難しい顔をした。リナは、まだ握ったままの手に力を込める。
?「…ま…様…巫女長様…!」
他の巫女だろうか、巫女長であるお祖母様を探している。
歌姫「…どうしましたか?」
?「(人1)ちゃん…、実は、大変な事が…!」
歌姫「闇の兵が来たことですか?」
?「違うわ!…実は、闇の奴等、此処一週間で…」
…次の言葉は衝撃的だった。
?「…炎の国と、門の国を支配してしまったのよ!!」
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作者名:音覇 | 作成日時:2015年1月17日 11時