天空の歌姫と地上の戦姫 (ページ29)

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アデンページ29

隠れ屋に向かっている中で、みんなに説明した。

A「ここの天の国は、巫女達によって守られてるんだけど、巫女達は歌を武器とするの。例としては【祈りの歌】とかね。戦う力を持たない人が巫女には多いから、祈る事で神様たちが力をかしてくれる、この力をよく歌うの。
天の国を守る天の守護者達のことを【アリネイラ】といって、さっき聞いたと思うけど、(人１)がそのアリネイラの巫女。
【ゼラル】は、門の国の守護者達のこと。(人１)の姉がそのゼラル。ゼラルは防御に徹した強壁の守護者だけあって防御力はとんでもなく強いわ。
あと、炎の国。炎の国の守護者は【ロット】といって、攻撃に徹した強攻の国。こっちも攻撃力はすごいよ。

あとは.....」

アデン「闇の国。」

！？

(人２)「...いきなり出てこないでくれ...；」

「「「「それな」」」」←

A「みんな見事にハモったねw」

「「「「それな」」」」←

アデン「あとは闇の国だけだろ？俺が説明してやる」

上から目線w

アデン「闇の国はその名の通り、闇の中にある国だ。【ダーク】と呼ばれている。
国王ヴェネロがかつて闇の国の王だった...名は不明だが国の者達にはキングと呼ばれていたか、そいつを暗殺し、今国王の座についている。
4人の息子がいて、側室、ルミナの子であるクロムが長男だ。クロムはヴェネロにひどく影響されて、闇の道へ既に進んでいる。
正室、メリッサの子であるほか3人はヴェネロの考えが何処かおかしいことに気付いているのだろう。完全にヴェネロに従うようなことはしない。
三男であるゼウスはヴェネロへの抵抗が激しかった為に今は牢屋の中だがな。
次男のゼイアはヴェネロの命令に従うふりを見せるが、殲滅した国のほとんどの人はゼイアが生かしているだろう。
四男のイザヤールはまだ、お前達と同い年だが、優れた頭脳を持っていて、指揮を任されることが多い。今回の天の国の殲滅はゼイアとイザヤールによる指揮だ。
だが、国王もいた為国王の命令で動いた者達によって何人かはなくなってしまった。
きっとヴェネロも気づいているのだろうな。」

A「３人の息子がいつか...」

アデン「そういうことだ」

(人２)「クロムは...流石に無理か...メリッサは助けられるとして...」

A「ルミナとクロムはその時の気持ち次第ね。光につくか、闇につくか...」

これだと戦が起こるのは確実。

それに次に狙われるのは地上だしね。

征達を帰すことはできるのかな.....。