飛んで、見たもの。 ページ26
(人２)の説明が終わって、皆に「飛んでみ」って言った。
そしたら、
俊、征「「あのな…、どうやって飛ぶのかとか聞いてないんだけど…」」
竜「…はぁ」
雫「だよねー」
A「あ…そうだった」
(人２)「完全に忘れてた…」
4人「ヾ(ﾟдﾟll)ｫｨｫｨ」
…何このコントみたいなの←
やり方を説明した。(今度はちゃんと私が)←
で、皆で空へ飛ぶ…と、思ったけど、私が光に包まれてしまった。
4人「…！？」
(人２)「…」
ーーーパァァァ…
光が解けたその時、私はこの国での本来の姿を取り戻していた。
金色の、腰まで伸びた長い髪、右側についた花の髪飾り、赤と白の丈の短い巫女服、そして…黒い瞳は、碧色になり、
…日本人の姿からかけ離れた姿に変わった。
4人「…」
A「…この説明は後でね、そのうち(人２)も変わると思うからその時にね」
なにか言いたげな友に言う。
「行こう」と、声をかけると4人は、不慣れながらもゆっくり上昇する。
そして、見えたものに、4人は私が何故、飛ぼうとしたのかがわかったらしい。
征「…何かの…文字？」
三つの文字…人が並べられてた理由はこれ。
(人２)「そう…」
A「…この国では…一文字である意味を示すの。…一文字目は…��次の試練��。」
雫「次の試練？」
竜「また、こんなのが続くってことか？」
A「うん。続くの、戦いがね」
俊「次…か。いったいどこだ？」
A「まだ文字はあるでしょ？二文字目は��光と闇��という意味。」
征「光と闇が戦うってことか？」
A「そうだよ。闇は英語でダークでしょ？ここにはダークって言う国があるの。国王は光を嫌う。支配されるのを嫌う。だからこそ、炎と門と天は攻撃されたの」
俊「でも、もう戦力なんて残ってないじゃないか。その3ヶ国が滅ぼされたんだろ？一体、後どこの国が戦うって言うのさ」
A「…単純に考えてみて。後残る国は何処？」
俊「…！？まさか…！」
A「…三文字目は…��地上��。つまり、光と闇、地上、次の試練…、ダークは残る光の力を持つ地上を攻撃し、試練を課すということ。…戦が始まるの…」
征「…」
雫「…ねぇ、Aさ、戦が始まったらどっちが勝つと思う？」
A「…どんな優秀な人を使っても、どんな兵器を使っても、…勝つことはできない」
雫「…！？」
(人２)「…普通の人ではないんだ。地上の人にはない力を、炎と門と天は持っている」
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作者名：音覇 | 作成日時：2015年1月17日 11時
