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貴方side ページ22

俊「なんだ…?これは…」

ドームの周りに並べるようにおかれているモノ…、それは、

雫「に、人間…なの?」

そう、人だった。

口を押さえて、征の後ろに隠れる雫。

征は、雫の背を優しくなでる。

(人2)「…姉ちゃん」

A「…うん。分かってる…」

私は(人2)の言葉に頷くと、ポケットから一つのゥレスネットを取り出し、手首につけた。

ーーー八色に光り輝く水晶のついたブレスネット…。

(使う日なんて来なきゃ良かったなぁ…あの姿になっちゃうし…)

心の中でつぶやきながら、…唱える。

A「…我に眠りし神の御魂よ…、今、その戒めを解き放ち、我の意を受け入れたまえ…フロライン!!」

そう言うと、水色の水晶が光り出し、

ーーー皆の背に羽が生えた…。

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作者名:音覇 | 作成日時:2015年1月17日 11時

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