また会いましたね、 (ページ3)

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2(あなたside) ページ3

あ｢へ？｣

周りの席はたくさん空いてるのに、何故か私の座っていた2人席に向かい合って座ってきた。

誰？？

他の席空いてますよ、そう言おうとしたら座ってきた人が先に声をかけてきた。

？｢名前、何？｣

あ｢え、ええと、西那です、、、、｣

唐突すぎてキョドってしまった。

？｢え？それ名前？｣

あ｢いやっ、苗字ですっ｣

？｢でしょ？ビビるわー笑てゆーかキョドりすぎ笑俺名前知りたいの。｣

そう言いながら、その人はケラケラ笑った

よく見ると、顔はパーツがすごく整っていて、肌は白くて

あ｢あ、あああ！そうですよね！えと、西那Aです｣

？｢ふーん、Aね｣

その人はじっと私の顔を見つめた。

なんだか心臓がすごいドキドキする。

？｢名前｣

あ｢え？｣

？｢俺にも名前訊いてよ｣

あ｢あ、ああ！えっと、、、、名前、なんて言うんですか？｣

？｢松本絃歩｣

あ｢松本さんって呼んだらいいですか？｣

ふ｢いや、絃歩って呼んで｣

あ｢じゃあ絃歩さん？｣

ふ｢呼び捨てでいい。俺もAって呼ぶけん。｣

あ｢じゃあ、、、、絃歩？｣

ふ｢ふーん｣

そう言って絃歩はニヤニヤと嬉しそうに私を見つめた。

その顔が何だか愛おしいって思えて

私の頬が赤くなった

気がした。