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五条悟side

任務の山を片付け、ひと段落ついたと同時に長期的な任務が課せられた。



「島の浄化ねぇ...」

こういうのは僕がやる事じゃないような気もするんだけど
傑も傑で任務が重なっていて1人でしか来れなかった。

一緒に観光でもできたらモチベーションが上がったんだろうけど。

なにせこんな辺鄙な島だ。
一人で来たところで何が楽しいのか。


そして────


この地をいざ踏んでみればわかる、禍々しいいくつものの残穢



呪術師で溢れる島で、呪霊には困っていないと思いきや、ふと開けてみれば全く違った。



島民一人一人が正気を保てていない。



生贄に恨み辛みをぶつけるだけの宗教がある島だと聞いていたが、今は生贄は居ないとのこと。
生贄がいた頃は呪霊はわかなかったのだろうか?



そして次の生贄を誰にするか決めあぐね、殺人が多数起こっている...


肝心の呪霊は何処にいるのか、それは島民一人一人に一体化としてしまっている、寄生型の蝿頭(ようとう)だった。



ただの蝿頭ではない、寄生してる人間が死なない限り死なないものだ。



高専が調べた情報はそこまで。
現地に行って長期的に様子を見つつ、一つ一つ解呪せよとのこと。



「本当に気が遠くなるなぁ、どうしよっかな〜」



指定された宿に僕は1人歩いていくことにした。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あきの | 作成日時:2023年9月17日 21時

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