2 ページ2
五条悟side
任務の山を片付け、ひと段落ついたと同時に長期的な任務が課せられた。
「島の浄化ねぇ...」
こういうのは僕がやる事じゃないような気もするんだけど
傑も傑で任務が重なっていて1人でしか来れなかった。
一緒に観光でもできたらモチベーションが上がったんだろうけど。
なにせこんな辺鄙な島だ。
一人で来たところで何が楽しいのか。
そして────
この地をいざ踏んでみればわかる、禍々しいいくつものの残穢
呪術師で溢れる島で、呪霊には困っていないと思いきや、ふと開けてみれば全く違った。
島民一人一人が正気を保てていない。
生贄に恨み辛みをぶつけるだけの宗教がある島だと聞いていたが、今は生贄は居ないとのこと。
生贄がいた頃は呪霊はわかなかったのだろうか?
そして次の生贄を誰にするか決めあぐね、殺人が多数起こっている...
肝心の呪霊は何処にいるのか、それは島民一人一人に一体化としてしまっている、寄生型の蝿頭(ようとう)だった。
ただの蝿頭ではない、寄生してる人間が死なない限り死なないものだ。
高専が調べた情報はそこまで。
現地に行って長期的に様子を見つつ、一つ一つ解呪せよとのこと。
「本当に気が遠くなるなぁ、どうしよっかな〜」
指定された宿に僕は1人歩いていくことにした。
4人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あきの | 作成日時:2023年9月17日 21時