【鬼滅の刃】人生ハードモードでも貴方の生存ルート追い求めます！伍【煉獄杏寿郎】

二百四十四話　愛犬による仲直り作戦　＆　続編のお知らせ ページ50

「せっかく作ってもらったのに…」


「新しいものを作ってもらいましょうね。
　さあ、そちらは燃やしましょう」


しのぶさんに優しく諭されて頷いた。

まあ、普段使いするなら
カナヲちゃんみたいなやつがいいな。


そして、


「いけませんよAさん」


ゲスメガネさんがズルズル連行される中
お義母さまから声がかかる。


「怪しい人が訪ねても
　絶対に戸を開けてはいけません」


ゲスメガネさん完全な不審者扱い……


「以後気をつけます」


その後、ゲスメガネさんの
生死を知る者はいない…
というのは嘘でこってり絞られていました。

軍服と執事姿の杏寿郎さんは
諦めなきゃいけないかな……ぐっ無念！



＊ ＊ ＊



そして、次なるフラグ折りは
刀鍛冶の里での犠牲だと思う中、


“義勇が近々うちへ寄るらしい。
　引き合わせるため錆兎に文を書いた”


ご無沙汰してた鱗滝さんから
そんな報せを受けて私は激しく混乱してる。

現在軟禁状態で身動きとれないのに
水の一門仲直り作戦が目前に迫っていた。


鎹鴉でのやりとりだと時間差あるし
ましてや冨岡さんの鴉はご高齢で
文とほぼ同時に到着しちゃうかも…！

とりあえず、


「きなことベイビーたち集合ー！」


お庭で遊んでたみんなを呼び集めた。

公式ファンブックにてお義父さまは
動物NGだから心配だったけど
小動物っぽい私を見てきたからか大丈夫だ。

うちの子たちが特別人懐っこいのもあるけど
きなこたちとわりと仲良しです。


それはさておいて、


「みんな…ついに指令だ。
　これからとある人物を鱗滝さんの家から
　逃がさないようにしてくれたまえ」


司令官の気持ちでそう語ると
きなこは凛々しい顔つきになる。


「利き手を避けて咬んで良し。
　では、健闘を祈る」


「わんっ！」


アイテムボックスで鱗滝さんの家に送る直前
任せろと言うようにきなこが吠えた。

たまに…ほんとにたまにだけど
あの子は私より賢いのかなって思うときがある。


はははっ…気のせいだよね？



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


────続編移行のお知らせ────


お陰様でまた続編です！

続編では、男前母犬きなこの目線で
水の一門仲直り作戦からの
刀鍛冶の里編となりますヽ(*´∀`)ﾉ

原作と違って無一郎くんの家族は健在で
ケンカ中の有一郎くんとの仲直りに奔走！
血生臭いのはほとんどないです

まずはヒロイン不在の中
犬に取り囲まれて義勇さんが大変な目に…
ご覧あれぇ！！！

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煉獄先生　歴史と教育への熱心な姿勢にうっとり！黒板じゃなくて先生だけを見つめちゃうと怒られるよ

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