【鬼滅の刃】人生ハードモードでも貴方の生存ルート追い求めます！惨【煉獄杏寿郎】

百四十六話　共喰い鬼にできること　＆　続編移行のお知らせ ページ50

自己紹介を終えると
すぐ本題に進んだ。


「炭治郎もそうだけど…
　過去に鬼舞辻無惨と接触したことのある
　Aから話を聞きたいと思ってね」


「この馬鹿ガキが？」


「アホチビが鬼舞辻に接触しただとォ！？」


その言葉に柱の皆さんが驚きの声を漏らす。

いや、ちょっと待て音柱と風柱。
なんで悪口みたいなあだ名定着してんの？

泣くぞ、本気で。


とりあえず不死川さんに関しては
粂野さんに泣きついて絶対叱ってもらう！！


というか、そろそろ鬼殺隊と
上弦の鬼の戦いが始まるわけだしな……

無惨と上弦の鬼の能力については
出し惜しみせず周知しとくのが正解か？


「私もこの預言について
　機が熟したら全て話すつもりでいました」


時系列を考えて居場所などは伏せるけど
色々と対策が取れるように
事前情報は多いに越したことはない。


「───これより鬼舞辻無惨および
　上弦の鬼の能力についてお話しします」


一度、呼吸を整えて私は言葉を続けた。

まだ痣の発現やらは知られてないから
こちらとの戦力差が浮き彫りになっちゃう。

だけど、皆さんなら絶対大丈夫っ！


戦いにおいては役立たずだけど
私だっていざというときは
盾や救急箱の代わりくらいにはなれるよ。


そして、幼い頃から
絶対に折ると誓った死亡フラグ……


“俺の名は煉獄杏寿郎！
　幼い頃より君には幾度となく助けられた。
　やっと会うことが叶い嬉しく思う！！”


意思の強いあの瞳に映してもらえて嬉しかった。

次に会うときもたぶん泣いちゃうけど
きちんと私の想いを伝えたい。


嫌ってなんかいません…

怖くなんてありません…


…──────ずっと前から好きでした。


さつまいもをいっぱい食べて
大切な人たちに囲まれて
長生きして幸せになってください。


どうか私に……
貴方の生存ルートを追い求めさせてください…！



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


────続編移行のお知らせ────


ついに煉獄さんと会えたというのに
推し成分の過剰摂取で気を失って誤解を招き
じれったい両片想い継続中！


しかし…刻一刻と無限列車が近づいてます。

そこで大きく変わる二人の関係……！


この小説を書こうと思ったきっかけは
無限列車の結末をこうしたい…という
ビジョンが鮮明に浮かんだからであります。

一番力を入れたいシーンなので
続編にも来てくださると幸せです！


では、引き続き
お楽しみくださいっ！！＼(´∀｀＊)/

この小説の続きへ→←百四十五話　誤解と罪悪感と

煉獄さんコレクション

煉獄先生　歴史と教育への熱心な姿勢にうっとり！黒板じゃなくて先生だけを見つめてしまうと怒られちゃうよ？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す