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社長が席を外す、って出て行って、
部長と二人きりの社長室。
「そんなに、一人で頑張る必要はない」
『、』
「俺らはバディーを組んでて、おまけに5人で班だ」
全部自分でどうにかしようとしなくていい、
すげー頑張ってるのは見てたらわかるし、
「もうさ、お前がいなくなったらうちの班機能しなくなるぞ、マジで」
『...、うそ、』
「嘘じゃねーって」
ぽろ、って部長の前で泣いちゃったのは2回目。
1回目は、聞こえよがしに悪口を言われてた時、お前はお前のままでいいって言ってくれた時で。
「期待以上。つーか頑張りすぎだから」
『、』
「もう少し気楽にやればいい。」
分かった？って部長の手が頭に乗る。
頭なんて全然撫でられたことなかったけど、こんな安心することだったなんて知らなくて。
また、ポロって落ちた涙を、部長が指先で拭う。
「泣いていい、今まで我慢してた分全部、吐き出していいから」
『、』
「何があっても俺らはお前の味方だ」
部長に胸を借りて、結構な時間泣いてた。
ずっと一人だと思ってた、
誰かに頼ったら負けだって。
だけどそうじゃなかった。
私には、いつも見守ってくれている人たちがいて、
頼ってもいいんだって。
1人じゃなかったんだって思えたら、
初めて頑張ったことが報われた気がした。
「泣きすぎ」
『すみませ、』
「まぁいいけど」
今日はもう帰っていいから、
ゆっくり休んでまた明日元気な顔見せて、って部長が言った。
部長はずっと、
怖いけど信頼できる憧れの上司だった。
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あきんこ(プロフ) - みかぽさん» みかぽさん、どうも！！完全なる願望の塊ですが（笑）お楽しみいただけたみたいで嬉しいです。翔さんには飼われたい派、他のメンバーさんは飼いたい派です(*´艸`*) (2018年12月26日 20時) (
レス) id: 82e16ad29d (このIDを非表示/違反報告)
みかぽ(プロフ) - あきんこさん、こんにちは！！ 私も翔くん飼ってほしい〜（笑） 夢のあるお話も楽しくて好きです(*´∀｀*) (2018年12月23日 16時) (レス) id: 627aaeefd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2018年12月22日 8時
