場地の妹が未来からやってきた

第37話 ページ39

「千冬〜お兄ちゃ〜ん！今日から新学期なんだよ？もー遅刻するよー」


東卍は天竺を倒したことによって関東のトップになった


ムーチョくんは逮捕されてしまったがそれでもわたしたちは逮捕されてしまった仲間たちの帰ってくる場所でありたいから東卍はそれまで胸を張れるチームでいたいと言うマイキーの思いがあって存続してる

「おー今行くから待ってろ」

「ぷっお兄ちゃんのそのガリ勉スタイルいつまで待っても見なれないな」

「おいA場地さんはどんな姿でもかっけぇんだよ！笑うなって！」

わたしたちは無事に進級して新しい季節を迎えました

お兄ちゃんたちは中学三年生となりわたしは二年生

これからはお兄ちゃんの受験勉強のためにわたしも勉強がんばらないと……

そしてわたしは………


「おいA」

ぶっきらぼうに差し出されたのは千冬の左手


「うん！」

その左手に自分の手を伸ばしすとギュッと握られる


「オマエも進級して勉強難しくなったんだからがんばれよ」

千冬にそう言われながら登校する

何気ない日常にひとつだけ違いが生まれた


それらわたしと千冬が恋人になったということ


進級する前から付き合ってはいたが学校でも胸はって付き合ってると言えるようになったのは最近

わたしたちはこの日常が崩れないように生活していかなくてはいけない


わたしはもう未来に戻ることはできないんだろう

でも戻らなくてもここに幸せはあるから


今のわたしの居場所はきっと現在(ここ)なんだと思う

だからこの時をしっかり生きていこう


今をしっかり生きていこう

いつか夢見た未来を実現するために

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