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第35話 ページ37

千冬に抱かれて泣いてる私を現実に引き戻したのは銃声だった

周りをみると蘭ちゃんも竜ちゃんも望月くんも倒れていた


「え……鶴蝶くん!?」

鶴蝶くんは撃たれたのか血を流して倒れている

そしてそのとなりにはイザナくんも同じように血を流して倒れていた


「え……イザナくん……」

二人の倒れている先をみるとそこには銃を持った稀咲が立っていた


ボロボロの花垣くんと銃を持った稀咲……

わたしの後ろからバイクが走ってくる音ともにやってきたのは半間くん

「稀咲ぃぃぃゲーット!!!」

稀咲はバイクに乗った半間くんに拾われて逃走していく

あいつを逃がしちゃいけない本能的に思った

けどあいつを追うのはわたしじゃない

ドラケンが花垣くんを乗せて追いかけていた


「イザナくん……鶴蝶くん……」

二人のそばにかけよったけどそのときには二人の周りには大きな血だまりができていて事の大きさを知った


「ごめんなさい……わたし……なにもできなくて……」

二人のそばで涙を流していると蘭ちゃんがそっとやってきて肩を叩いた

「これはオマエのせいじゃねーよ…だからオマエが泣くな…なんやかんや……オマエらの憧れて生きてきたからな…大将…鶴蝶…せめて安らかに眠れよ…しっかり見届けたぜオマエらの生き様」

そういって蘭ちゃんは二人の目をそっと閉じた

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 松野千冬 , 場地圭介   
作品ジャンル:恋愛
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リッキー2号(プロフ) - 春さん» わー!すみません!すぐ、公開にします!失礼しました! (2021年11月8日 23時) (レス) id: 291ec333fc (このIDを非表示/違反報告)
- 30話非公開になってませんか? (2021年11月8日 16時) (レス) @page31 id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リッキー2号 | 作成日時:2021年9月23日 20時

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