場地の妹が未来からやってきた

第33話 ページ35

ドラケンとマイキーが先頭に立ってやってきた

「いくぞ…」

イザナくんがそういうからわたしたちも全員集まって並んだ

わたしは蘭ちゃんと竜ちゃんの間に立ってお兄ちゃんと千冬のほうを見た

「稀崎は高みの見物か……まぁいいけど」

「さぁ楽しませろよ？東卍！まずはお前がでろ…獅音」

そうやってイザナくんの横からでてきたのは元黒龍(ブラックドラゴン)9代目総長で天竺四天王の斑目獅音

「今日の魁戦はオレが引き受けた！元黒龍(ブラックドラゴン)総長！天竺四天王斑目獅音！東卍は誰がでる！」

魁戦…それは喧嘩を始める前の余興のようなものここで勝った方のチームが勢いづくし負ければ士気は下がる大事な喧嘩

東卍からはドラケンかな？


「オレがでる…」

やっぱりドラケンだーと思ったけど意外な人物がストップをかけた

「ドラケン待てよ…斑目…テメェの相手はオレだ」

へーぺーやんくんか…じゃあ斑目くん負けるんだ

そう思って傍観してると予想通り斑目くんは一発で沈められた

「まぁこうなるよね…だってぺーやんくんアホだけど腕っぷしはオレより上って三ツ谷くんも言ってたし」

そこでマイキーがでてきた

「いくぞお前ら！！！！」


その掛け声でみんなが入り乱れる乱戦に突入する

わたしの前にはお兄ちゃんと千冬がいる

「あれ？お兄ちゃんこんなとこで何してるの？勉強しないとまた留年しちゃうよ？」

わたしはこの場地圭介という男の妹どこをどう刺激すればこの男が激情してわたしだけを見るのかを一番知ってる


「テメェ…なんでこんなとこで天竺の特攻服(そんなもん)着てんだよ」

お兄ちゃんも千冬も激おこだ…

「A！オレはオレ達はお前を連れ戻しに来た！だから戻ってこい！」

千冬もお兄ちゃんも考えが甘い…

「じゃあ蘭ちゃん竜ちゃんわたしはお兄ちゃんと千冬をもらうからーあとはよろしくー」

そういって東卍の壱番隊コンビに単身で向かっていく

それを見ても別に二人は止めないしむしろおーやってこーいなんて言うからそのままルンルンして二人の前に立ってやった

「お兄ちゃん…千冬…久しぶりの兄妹ゲンカ楽しもうね」

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