場地の妹が未来からやってきた

第17話 ページ19

わたしはお兄ちゃんの横で構えると千冬が止めにはいった

「千冬…そこをどいて」

「どけよ千冬ぅ！」

二人で凄んでも千冬は退かない

「場地さんダメっすよ。今ここで稀咲をやるのはマイキーくんを裏切ることです。東卍のために稀咲をやるなら今じゃない」

千冬はそう言ってわたしたちを止めるために立ちはだかる

「それなら千冬を倒しt…お兄ちゃん！？」

お兄ちゃんは千冬をパイプで殴った
あまりの出来事でわたしもびっくりしてしまった

「いい気になんなよ千冬ぅ！テメーを俺の横に置いたのは喧嘩の腕を買っただけでテメーの考えなんてどーでもいーんだよ」

お兄ちゃんはそう言って進もうとする

「オレは壱番隊副隊長！Aを！場地さんを守るためにここにいる！どーしてもこの先に行くならオレも容赦しねーぞ！」

千冬はそう言ってこっちをにらむ

「やってみろよ10秒…A手ぇだすなよ」

お兄ちゃんはそうやってカウントを進める

でも千冬は動けない…

知ってる…千冬は好きな女(わたし)のことも尊敬してる人(お兄ちゃん)のことも殴れない

「殺さねーと止まんねーぞ。オレは」

その時お兄ちゃんの腰に花垣くんがしがみついてきた

「花垣くん！」

「千冬！一緒に場地くんとA止めんぞ！」

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