ヲタク ページ5
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sideいろはす
それは、とある日のこと。
男友「なあ、いろはす」
いつになく真面目なトーン。何か深刻な話なのかと少し身構えた。
が、男友のことだ。馬鹿なこと言ってくるに違いない。
いろはすは我に帰る。
いろ「なんだ」
男友「お前さ、いつも彼氏欲しいとかいうけど、それ相応の努力はしてんの?」
いろ「いやしてるわけなくない?」
即答かよ、と大声で下品さ極まりなく私を見て笑う男友。
男友「まあ、お前のこと恋愛対象として見る男子なんてそうそういねーわな」
かっちーん、私の中で何か切れた。
そもそも、男友言われる筋合いは全くない。いろはすとこの男友は対して仲良くないのだから。
しかも、コイツに関してはつい最近彼女に振られたばかり。
論外だ。
いろ「はあ?そんくらいいるし」
男友「へー。誰?」
やべぇどうしよう。ここまできたら引きようがない。
そこでいろはすは気づいた。
ねこるんには、三つか四つか五つか十つか忘れたけど高身長の兄がいることに。
いろ「お、幼馴染みの人‥‥‥」
男友「え、マジで?」
いろ「おう‥‥‥」
男友「へぇーお前にもそんな人が‥‥‥へえー」
しばらくへえーへえー言っていた男友だったが、しばらくして頷き、いろはすの肩に手を置いた。汚いから触るなや。
男友「ごめんな、今まで酷いこと言って」
いろ「許す」
そしていきなり登場する男友2。やだいろはすモテ期。
ちなみにコイツの好きな子は、なかなか計算高く、男友2のことは好きではないけど、気を持たせるために隣のクラスからわざわざちょっかいかけられたりしている。
可哀想なやつだべ。
男友2「お前は仲間だと思ってたけど、そうじゃなかったんだな」
いろ「氏ね」
男友「死ねを氏ねって言うやつはオタクなんだって」
いろ「誰が非リアキモヲタ腐女子じゃ氏ね」
男友2「そこまで言ってねぇよ」
男友「オタクをヲタクっていうやつもオタクらしい」
いろ「氏ね」
(きり悪いけどめんどいんで終わり。眠いから超適当)
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余談
いろ「せんせい!私が今までに告白されたことあるって言ったらどう思いますか?」
先生「いろはすさんが大嘘つきだって言いふらして通知表の評価を下げます」
男友3「先生、僕はどうですか」
先生「物好きもいるんだなあって思います」
いろ「ひっでぇ」
男友3はちょっと変わってるサイコパスです。男友の中では結構仲いい方。
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作者名:ねこる。 | 作成日時:2020年6月20日 21時