鈍感スクランブル〜斉藤壮馬・蒼井翔太〜

story 37 ページ40

蒼井side




若葉ちゃんに抱いた想い・・・。




壮馬くんと若葉ちゃんが仲良くしてるのを見るのは心が痛んだ。





あおいちゃんは・・・・・





誰と仲良くしてるかな？







鈴「じゃあ、俺があおいのこと奪ってもいいのか？」





・・・・え？






蒼「どういうことですか・・・？」

鈴「そのまんまだよ。俺があおいのこと奪うって。」

蒼「・・・・・本気で言ってます？」

鈴「お前がどうするかは自由だよ。」

蒼「僕は・・・・・」






あおいちゃんを達兄に渡したくない・・・！！！








鈴「・・・なんてな。」

蒼「えっ・・・・？」

鈴「例えばの話。今、お前どう思った？」

蒼「！！・・・あおいちゃんのこと、渡したくないと思いました・・・。」

鈴「・・・出たじゃんか、答え。」

蒼「達兄は！・・・本当にあおいちゃんのこと、何とも思っていないんですか？」

鈴「おう。若葉もだけど、あいつらは妹みたいなもんだからな。」





僕、あおいちゃんのこと



好きになっていたんだ・・・・。







でも、実感湧かないな・・・・。


ホントに好きなのかな・・・・？






鈴「まぁ、妹みたいに可愛がってきたから、あいつらを泣かすようなヤツは許さねぇけどな。」

蒼「！！！・・・・肝に銘じておきます・・・。」

鈴「おう、そうしとけ。」







一瞬、達兄がマジな顔したんだけど・・・・。



達兄に守られてるとか・・・・



ガード強い・・・・。

story 38→←story 36

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す