story 33 ページ36
梶「・・・・ごめん」
そう言って下に降りて行ってしまった。
え?
なに、今の・・・・
どういうこと・・・!!??
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮野side
寝ている梶くんを起こしに若葉ちゃんが行ってくれたけど・・・
梶「あ〜、ごめんなさい!寝ちゃってました〜・・・」
宮「ううん!大丈夫だけど・・・」
なぜ、若葉ちゃんが帰ってこない?
宮「梶くん、若葉ちゃんは?」
そう聞くと梶くんは、なんだか気まずそうな顔をした。
梶「・・・あとで、話します。」
宮「そ、そう・・・。」
なんだろう、この重たい空気感・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
壮馬side
あれ、若葉がいない・・・。
あおいちゃんの様子でも見に行ったのかな?
梅「こーら壮馬ー。」
花「手ー止まってるよー。」
壮「ご、ごめんなさーい・・・」
また、一人で泣いてたりしないよね・・・?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
蒼井side
結局、あおいちゃんの具合はどうなんだろ。
さっき、若葉ちゃんに聞きそびれた〜・・・・。
蒼「はぁぁ・・・」
鈴「んだよ、さっきから溜め息ばっかだぞ、翔太。」
蒼「す、すいません・・・。」
鈴「悩みでもあんのか?あ、あれか?『恋煩い』ってやつか?」
蒼「ち、違いますよっ!!も〜・・・」
もう、達兄ってば急に何言うかと思ったら・・・。
あれ、でも・・・・
なんでこんなにあおいちゃんのこと心配してんだろう・・・。
単純に、友達として?同業者として?それとも・・・・
他とは比べられないような、もっともっと・・・
特別な感情??
蒼「分かんないよ・・・・」
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作者名:咲姫 | 作成日時:2017年4月7日 15時