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story 16 ページ18
空木side
頭が痛い。
クラクラする。
あおい「ん・・・あ、れ・・・？」
目の前は真っ白な天井。
外からは、雨の降る音がする。
主「あ、あおい。目、覚めたんだね。具合はどう？」
あおい「頭が・・・少し痛い。ねぇ、ここは・・・？」
主「私と天ちゃんともちょの部屋。あ、寝てていいからね。」
あおい「うん・・・。二人は？」
主「コテージの中を他のメンバーと探検中」
あおい「そっか。ごめんね、私のせいで、迷惑かけちゃう・・・」
いつもそう。
私が体調崩したり、雷とかを怖がってるときは
必ず隣に若葉がいてくれる。
あと、もう一つ。
私が、こういう時『ごめん』って謝ると、
主「迷惑なんかじゃないよ！もっと私を頼りなさい！！病人の特権だよ？有効活用しなきゃ」
って、笑顔で言ってくれる。
それに私は
あおい「ありがとう。そうする」
って、笑顔で返す。
若葉の笑顔にはかなわないけど。
主「あ。そうだ、あおい」
あおい「？」
主「途中まで、あおいのことしょーちゃんが運んできてくれたの。元気になったら、
お礼言っときなね？」
主「あ、一応飲み物持ってくるね」
パタン
えっと・・・・
翔太くんが、
私を、
途中まで、
運んだ・・・？
あおい「えええええぇぇぇぇぇぇぇ！！！！？？？？」
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作者名：咲姫 | 作成日時：2017年4月7日 15時
