鈍感スクランブル～斉藤壮馬・蒼井翔太～ (ページ16)

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主「・・・にしても、どーするかなー、あおいの寝場所」

麻「空木さんのお部屋はナンちゃんと茅野さんがいるんだったよね～。」

雨「うつしちゃマズイですもんね・・・」

天ちゃんは話が分かって助かる。

主「そーなの。ここに置いといても、二人に迷惑かけちゃうし」

雨「『空き部屋』とかないんですかね？」

主「う～ん、わかんないけど・・・探してみる？」

麻「探検！？面白そ～」

雨「もちは、おいておきます？」

麻「なんで！？」

あ～、この二人のやりとり癒されるわ～

その時、ドアを叩く音がした。

水「今、梶さんに誘われて、コテージの中を探検しよう！ってなってるんですけど、皆さん
どうしますー？」

麻「行きたーい！！」

雨「でも！」

主「あー、じゃあ二人で行ってきて！ついでに、空き部屋探してくれると嬉しいな～、もちょ～」

麻「うひゃ～！じゃあ、行きまーす！ほら、天も！！」

雨「・・・分かりました。では、行ってきます、もちょの監視に。」

麻「えっ、なんで！？」

主「うん、よろしく！」

麻「真野さんも！？」

ふぇ～っ！？

って言ってるもちょ。可愛い♪

ごめんね～、もちょ

・・・・・・

２人を見送り、部屋には私とあおいだけ。

なんか、あの時を思い出す。

壮馬と、しょーちゃんと、柊さんの。

主「柊さん、元気かな・・・？」

この時、またあの時のような

ひと波乱が巻き起こることを

私は、まだ知らなかった。