鈍感スクランブル～斉藤壮馬・蒼井翔太～ (ページ13)

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蒼井side

コテージまでの距離はそう遠くない。

女の子一人くらい俺だって余裕だよ！

って思って、あおいちゃんを抱き上げたけど・・・・

軽すぎ！！！！

いつも何食べてんの！！！？？？

まぁ、とにかく部屋の中に・・・

壮「あれ、しょーたん・・・とあおいちゃん！？どしたの！？」

蒼「壮馬くん！・・・あ、花江君のか」

壮「うん、そう。で、どうしたの？あおいちゃん、ぐったりしてるけど・・・」

蒼「あぁ、ちょっと色々・・・とりあえず、寝かせてあげなきゃ」

あおいちゃんの部屋・・・というか、女子の部屋には入っちゃいけないルールなので、

リビングのソファに寝かせる。

蒼「(若葉ちゃんが帰ってきたら、ベッドで寝かせてあげられるんだけど・・・)顔、真っ赤だ・・・」

って、結構熱高いかも！

その時、外から若葉ちゃんの声が聞こえてきた

主「うわー！濡れたー・・・」

蒼「あ、若葉ちゃんやっと帰って来た！」

主「しょーちゃんごめんね！あおいは？」

蒼「熱があるみたい・・・結構高いかも。とりあえず、ソファで寝てるけど・・・」
主「ok!ありがと！」

そう言うと、走ってあおいちゃんのところへ行ってしまった。

(2人とも・・・お互いの事、そうとう大好きなんだな)

すこしだけ、若葉ちゃんに心配してもらえるあおいちゃんが

羨ましいと思ってしまった。