07. ページ8
あの後、店によって首輪…みたいなのを探していたが……
どういうのが良いのかよく分からず…黒のチョーカーにした。
こうゆうのにあまり興味がねぇっつーか、
見て着けたりしないから分かんねぇんだよな。
団のアジトに戻り、Aをソファーにそっと寝かせ ガサッ と袋から先程買ったチョーカーを取り出しAに合わせてみる。
「…お、似合ってんじゃねーの?」
あまり自信がなかった割にはピッタリの色だった
Aの側に置き、任務に出た。
─────
.
──
『……くぅ…?』
次に眼を覚ますと見知らぬ部屋に居た。
…結局、あのあとどうなったんだろう…
近くに黒い…これ、何…?
紐…?よく分からない物が置いてあった。
スンスン… と匂いを嗅ぐと革とヤミの匂いがした
『……? (ヤミの物…持っていくの忘れたのかな…?) 』
……取り敢えずヤミが帰ってくるまで大人しく待ってよ…
僕は黒い何かを大切に前足と顔で押さえて誰にも取られないようにしていた。
『…… (…落ち着く…この匂い)』
尻尾を ぽふっ と一度だけ上下に振りソファーに落とす。
僕の尻尾って…こんなに長かったんだ…
.
ヤミ…早く帰ってこないかな…
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年10月20日 10時