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「…トリタロウだな！」
「いえ、シルヴァンタスシュナウザーよ」
「……」
「トリタロウ！」
「シルヴァンタスシュナウザー！」
カカカカカカ
「あだだだだ何すんだトリタロウ」
「ほら見なさい！シルヴァンタスシュナウザーが良いわよねっ!?ねっ!?」
「♪
しゅばッッ
「「えええ」」
［主…大丈夫か？ (ﾎﾞｿｯ］
『けほっ…！ 今のところ…はね (ﾎﾞｿｯ』
───数時間前
いつも通りの朝…なのに、体が熱くて…重く感じる…けど、また…自力で治る…と思うから、取り敢えず、広間に行こうかな。
『…けほっ…』
………やっぱり、行かないとこっかな…
移しちゃったら…皆に迷惑かかるし
それに、任務今日何も入ってな…あ、あった
確か……えっ、と…忘れちゃったけど…何か任務があることは…
まぁ、
……早く行って終わらせて…寝よ…
.
.
「ハイ注目〜〜〜ついさっき新しい『
「『魔宮』んんんん!!?」
「マジっすかヤミさぁぁぁん」
「うぉぉぉぉ
『魔宮』って何ですか？」
「マジかテメぇぇぇぇ!?『魔宮』も知らんのか!?」
「何で驚いたの!?」
「いやノリで」
「魔宮っつーのはむかーしの人間達が遺した遺物が眠る古墳の様なモンで強力な古代魔法の使用法や貴重〜〜〜な魔道具なんかが眠ってるスゲーとこなんだよォォ!!」
「うおおおおお」
ぽー…
『(だ、駄目…頭が働かなくって、話についていけてない…)』
［(主…本当に大丈夫なのか？)］
レヴィアナは ぱたぱた と翼を動かし横を同じ位置で飛んでいる中心配そうに僕の顔を横目で見ていた
.
.
.
『(あ、あれ…？あんまり聞いてなくって…今どこら辺の事話してるのかな…)』
ヤミが ﾋﾟﾗｯ とアスタに自分の顔の写真が貼られた紙を見せて言った
「おー行って来い小坊主。つーか魔法帝のダンナがテメーをご指名だ。
おい、零。俺の話聞いてるか？」
『っ?!…は、はい
だ、大丈夫…です』
「(なんか、A…顔が赤い気が…)」
［(……主…)］
「えええええええ!?!魔法帝ぃぃぃぃ!!?」
「スゲーじゃねーかアスタぁぁぁ
何だオマエどっかで魔法帝と知り合ったのかァ!?」
「いえ全然」
「不肖アスタその任務全身全霊で当たらせて頂きます!!」
アスタさんは目から涙を流しながら元気に言った
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年10月20日 10時
