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僕はあれから1日と半分を寝たきり状態だった
長く…懐かしい夢……暖かい…夢だった…
とてもそんなに経ったとは思えなかったけど
ヤミが言っていたから間違いない
僕が倒れた日……アスタさん達は城下町へショッピングに今日もきれた薬品を買いにバネッサさんと行ってる。
ゴーシュさんとフィンラルさんは任務で今アジトには居ない。
ヤミや他の団員達は広間で色んな事してるけど…
『(……外に行って…日向ぼっこでも…)』
そう思いドアに脚を進めドアノブに手をかけて外に出る
─────ｶﾞﾁｬｯ… ﾊﾞﾀﾝ
外に出ると日向ぼっこにはちょうど良いくらいの天気だった。
『……ふわぁ…』
アジトの近くにある森に行って陽が当たって風もちょうど良い心地良い所に狼になりその場に座って大空を見る
『(ポカポカで…とても、気持ちいい…なぁ)』
僕は眠気に耐えれず目蓋を下ろしシャットアウトした…
.
.
.
───ｶﾞｻｯ…!
次に目覚めたのは誰かがこちらに来る足音だった。
『……？』
逃げなくても大丈夫…それは匂いと魔で感じられたから…安心感があった
.
「居ねぇと思って捜したらこんなところで呑気に寝てたのか。相変わらず外で寝るのが好きだな」
ヤミは僕の頭に手を置くと猫のように くしゃくしゃ と撫でられながら煙草を吸っていた
『手当てしてくれて…ありがと……』
「…おー。 バネッサにも手伝って貰った。
後でお礼言っとけ」
『うん』
「日向ぼっこなら俺も誘ってくれれば良かったのになー」
「Aだけヤミさんに黙ってで独り占めですか？」
とヤミは少しいじけた様な口調で言った。
『それじゃあ…今度、ヤミの空いてる日に…一緒に日向ぼっこしよ！』
「おー、楽しみにしてる
特等席用意しといてくれよ？」
『うん…！最高の場所…見つけて…おく』
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年10月20日 10時
