ヤミ団長が拾った子…って？！【ブラッククローバー】 (ページ31)

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それからはなんやかんやあってマグナさんからローブを貰いレヴィに着けてもらった

アスタさんは仕事を教えて貰いにマグナさんに着いていき、
僕は置いていかれてしまったからレヴィを腕で抱いて一人と一匹でいろんな場所を探索をすることにした。

その後、二人とばったり会ってからは後を付いて行きノエルさんにも会った。

話すことに余り馴れていない僕は自分の名前を言うだけにした。

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そして、場所は代わり広間に…───

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『僕は……此処のソファーか…外で寝ます…から…
アスタさん達は部屋で寝て…下さい』

僕は途切れ途切れでも伝えることを二人に言ってヤミに外に出る許可を貰い…寝ることは言ってないけど…… ガチャッとドアノブを捻り外に出る

──ﾎﾟﾌﾝｯ…!

人間の姿から狼の耳と尻尾…等を生やした人狼の姿になる

近くの森の中を歩いて行くと丁度良い広さのある場所に出た。

『……レヴィ…』

名前を呼べば近くから音と少しの白い煙が出る

──ﾎﾟﾌﾝｯ…

［ふわぁ…あ、A…どうした？］

『うん。今日は外で寝ようと思って…』

［何故だ？騎士団に入ったらその建物で寝るんじゃ…］

『今部屋に空きがなくって…二人に譲った』

『それに…レヴィアナと寝たかったし…』

そう言うとレヴィアナは微笑み手を頭の上に乗せくしゃくしゃと撫でてくれた

［なら、星空を見ながら寝るか…

此処からの位置なんか綺麗に見えるんだぜ？］

『!!……綺麗…』

レヴィは元の大きさになり僕を包むように体を丸める

『レヴィ、暖かい…』

［…子…みたいだな］

『子…？レヴィアナの…』

［嗚呼…嫌か？］

『…子、嬉しいけどな…僕は…』

［……！…ありがとよ］

『それは僕も一緒…有難う、レヴィアナ

こんな化け物(やつ)と契約してくれて』

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僕は自分の尻尾を手で抱き体を丸め目蓋を下ろし、
レヴィアナは猫の様な丸まった体制になり眠る。