ヤミ団長が拾った子…って？！【ブラッククローバー】 (ページ29)

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ﾋﾟﾀ…────

『「！」』

ヤミ団長が壁の一面殆ど破壊されて漸く気付き団員達は一気に静かになった…

『 (ﾋﾟｸｯ) ……!!』

狼の耳は僅かな音を拾い僕はこっちに来ると思い小さなレヴィアナの後ろに隠れた

「お勤めご苦労様っすヤミさァァ────ん!!!」

「団長コレ美味しいよ～～～」

「フシュ──…」

「お帰り団長～～」

「団長ちょっといいっスか」

「ヤミさんに調子こいたヤツはいませんでしたかァ！？

いたらブッ殺して来ますんで!!」

「団長──!今日こそ僕とやろうよォ～～～」

『(な、なんか…今…物騒な言葉が……)』

「フシュー」

「こんなガキ共ほっといて私と呑みに行きましょ～～～」

ﾊﾟｯとレヴィが僕の両目を優しく両手で覆ってくれた。

［主、大丈夫か…？］

『う、うん…。ごめんね…レヴィ』

「ねぇねぇコレ！コレ食べてみ？」

「すみませんもう限界なんで妹に会いに行ってもいいっスか？」

「そうかそうかオマエらそんなにオレが好きか

だがうるせー」

「「「すみません」」」

「このチンチクリンとちっせぇ龍みてぇなの連れた奴がもう二人の新入団員だ

死なねー程度にシゴいてやれ」

『(チンチクリン…って言い方…。それに…ちっせぇ龍…って言ったら駄目だよ…レヴィアナが怒る)』

「(えぇえ)」

『(…あと……怖すぎるわ…(゜-゜) )』

「ハージ村から来ましたアスタです!!

よろしくお願いしゃァァ───す!!」

『…零です。宜しく…お願い、します』

「団員は他にもいるが今は任務に行ってたり休暇中だったりサボったりしてる

テキトーに仲良くなっとけ」

「ハイ！めっちゃ仲良くなります！」

「オマエ背の高さに声の大きさが反比例してるな」

『それ、試験の時にも思いました…』

「だよな」

僕はヤミの横で言うと矢張思っていたことは同じだった。