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［A…俺にも名をくれないか…？］
『零…か、レヴィアナ…なんて、どう？』
龍は眼を細め口角を上げ気に入ったかのような顔をした…
［レヴィアナ……良いな (ﾆｺｯ ］
どうやら本人も気に入ってくれたみたいで嬉しかった…
誰かに名前をつけたことなんて無かったから…
真剣に考えてそれが気に入ってもらえて良かった。
『これから宜しくね…レヴィアナ』
［宜しくな…A］
僕はレヴィアナの頬を両手で優しく包むと眼を閉じ表情は出逢った時よりもずっと…優しくなっていた。
レヴィアナに名前をあげたことで契約と呼ばれるもので結ばれた
『レヴィアナ…契約って…？』
［契約…特に意味はないが……っというか、それ以前に説明？みたいなものを忘れた］
ぽりぽり と人差し指の長く尖った黒い爪で頬をかいた。
『…大事なこと……』
［…なっ！…仕方無いだろ？ここ数百年…契約などせず森に隠れて過ごしたりしてたんだから］
『……そうだね。僕も…同じだったから…
レヴィアナの気持ち…凄く分かるよ…』
……っと言っても、僕の場合人に嫌われているから森に隠れてすんでいたんだけどね とレヴィアナに言う。
──ﾎﾟﾌｯ
［…これからは俺が守ってやるから安心しろ］
レヴィアナの大きな手で慣れてないのか少し雑く頭を撫でられる
けど、そんな撫でられ方でも…今の自分には嬉しかった
.
うとうと するレヴィアナに僕は声をかける。
『レヴィアナ…眠い？……もうそろそろ…寝る？』
［…ん、あ、嗚呼…そうだな］
夜になり二人とも眠くなりレヴィアナと大樹木の下…寄り添いながらお互いの体温に包まれながら眼を閉じた。
─・─・─・─・────
─ ＜新たな追加設定＞ ─
▶️名前 レヴィアナ
名付け親はA
▶️闇の精霊さんで黒い龍
Aがレヴィアナの
▶️体 黒と紫混じった色
背中には大きな翼がある
▶️眼 赤い瞳
レヴィアナの設定もまた後から付け足していきます。
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年10月20日 10時
